コケムシはウミウシのご飯にもなっているので見つけてみてね

「動かないけど動物」が好き!

視界の中にある漠然とした水底の景色ですが、細かくみてみると色々な生き物が隣り合って生活しています。

そんな生き物たちを愛でるのが好きです。

この生き物はサメハダコケムシという歴とした生き物で、カラフルなものが多い八丈島の水底の生き物たちの中で白っぽい部類になります。

肉眼で観察できる範囲ではこのコケムシの種類は立体的でもないので、生き物として認識してもらうにはちょっと地味な形状で目立ちません。

研究の過程で分類が色々変わり落ち着かない種類のようですが、その辺は学者先生にお任せするとして、レジャーダイバーとしては、コケムシはサンゴと同じ群体で、拡大しないと見た目からはわからない面白い形を楽しみたいところです。

一つの個虫が見えてくると、ゾワワァ〜

ウミウシのご飯になってもいるので、ウミウシの観察の時にはぜひウミウシの周囲でこんなコケムシたちがいないか見つけてみてね。

いつでも水底の生き物に愛を!

白い色が綺麗なサメハダコケムシ
近くによって見ないと生き物だと気づきません
白い色が綺麗なサメハダコケムシの触手管
触手管がふさふさでゾワワァ〜^^

オオイソバナの住人たちにも目を向けてあげてください

八丈島の水底の地形は溶岩でゴツゴツしていますが、その表面にはたくさんの「動かないけど動物」が生活しています。

サンゴやイソギンチャクの仲間はカラフルに自己主張しているだけでなく、そのほかの生き物たちに家や食糧としても提供している魅力的な生き物です。

カラフルな彼らを愛でるのと同じくらい、その中に住んでいる他の住人たちにも目を向けてあげてください。

オオイソバナの中にはエビやヒトデ、ハゼやウミウサギの仲間たちが住んでいます。

生き物たちは決して単独ではなく、複数で関係し合いながら生態系を作っているんですね。

素晴らしき水中世界!

魚だけでなくそれ以外の生き物たちのことをPADIアンダーウォーターナチュラリストコースに参加して、もっともっと知ってくださいね。

真っ赤なオオイソバナの中に住んでいるガラスのように透き通っているイソバナカクレエビ
ガラスのように透き通っているイソバナカクレエビ
オオイソバナの中に擬態して住んでいるウミウサギ貝の仲間のチヂワケボリ
仲良く並んでいるチヂワケボリ貝

↓「じゅ」のブログはたまーに更新されます^^
https://ameblo.jp/umi8jo-cd/

氏神様に今年の安全など沢山のお願いをしてきました

年末年始や成人の日が過ぎて落ち着いたところで氏神様にあらためて今年の海の安全とお店の色々をお願いに行ってきました。

三が日に初詣には行ったのですが、混雑していたのでゆっくりと氏神様にお願い事ができずにフラストレーションが溜まっていました。

なので連休が明けたら新しいお札をもらうついでにもう一度お参りしようと決めていました。

今度は誰もいなかったのでゆっくりと沢山のお願い事をさせてもらいました。

沢山お願い事をするのだからいつもより少しお賽銭を奮発して神様にアピールです。

でも神様はお願い事の数が多いならお賽銭も多くよこせなどとは決して言わないでしょう。

「いつもより多く入ってますから、あとはよしなに頼みますよ。ふっふっ」

これじゃ神様が悪代官で僕は越後屋じゃないか!

いかんいかん。

八丈島の優婆夷宝明神社のお札
新しいお札で守ってもらいます

八重根の主ともいうべき大きなマダラエイが休んでいました

今日の八重根のクジラの声はすごかった!

ものすごい重低音も入ってお腹に響く振動がすごかったなぁ。

かなり近くにいないとあんな音しないよなぁ(>_<)

かーなーり近かったね、きっと。

砂地にこんもりと盛り上がったところがあるなぁと思って近づくと、巨大なマダラエイが砂の中に潜って休んでいました。

あまりの大きさに感激です。

重力のかからない水中ならではの生き物の大きさです。

2mは超えてますな!

「長生きしてねぇ、またちょこちょこ出てきてねぇ」と念じて手を振ってお別れしました。

<気温:17℃ 水温:20℃ 透明度:30m>

砂地に潜っている2mを超える大きさのマアラエイ
2mオーバーのマダラエイ
赤い海藻に隠れているクマドリカエルアンコウ
隠れていて見つけにくかったクマケロ
ぷっくりした団子が並ぶクロダンゴイボウミウシ
立派なクロダンゴ
エントリーロープの周りを泳いでいるアオウミガメ
ロープの周りに元気なカメたち

ハチジョウタツを見てようやく新年がスタートです

元日から八重根が続いているので、今年の干支の辰にちなんで早くハチジョウタツを見て今年の海開きとしようと考えていましたが、三日目にしてやっと会えて事実上の海のシーズンがスタートしました。

ホソツツムシに上手に尻尾を絡めていました。

以前いた大きな大人のピグはもういなくて、次の世代にバトンタッチした感じかな。

このピグが大きく育ってまた増えてくれたら嬉しいな。

毎日クジラの声もしっかり聞こえてきて季節感たっぷりの水中世界です。

ウミウシは目にする種類も増えてきた感がありますね。

シオンはまだ21度超えて暖かい感じですが、それでもまだ水温は下がるでしょうから、海藻も元気になってきてウミウシの種類も増えるでしょう。

オレンジのピコチシオウミウシかな?カワイかったな。

ユビウミウシもプックリと大きくて目立ってました。

クセニアもいろいろな色が混じったボディが綺麗でした。

<気温:17℃ 水温:21.5℃ 透明度:30m>

八重根のアーチの下にいるハチジョウタツの子供
今年の干支なので頑張ってください
オレンジが綺麗なピコチシオウミウシ
ピコチシオウミウシかな??
岩の亀裂に入っているユビウミウシ
ぷっくりと可愛いユビウミウシ
柄と色が綺麗なクセニアウミウシ
複雑の色のクセニアウミウシ

↓「じゅ」のブログはたまに更新されます^^
https://ameblo.jp/umi8jo-cd/

ウミウシたちの上手な擬態を見破るのはクイズのようです

今日も沖でザトウクジラのブローと潜る前の大きな尻尾が確認できました。

水中でも高音と低音のいい声が響いてきて、最高のBGMになっています。

水中にはウネリがありますが、これも冬ならではの季節感としておきましょう。

八重根の沖はシケていますが、防波堤があるおかげで風が強くても安全に潜らせてもらっています。

人工物に感謝です。

大好きなカイメンを観察していると、平たい部分のはずがこんもりしているのでジーーーーっと見ていると触角らしきポツポツが。

たまに見かけるツヅレウミウシの仲間でカイメンそっくりのウミウシです。

見事に乗っているカイメンと同じ色をしているので、ウミウシ初心者だと目の前にいてもどれどれ???ってなるウミウシです。

そういう擬態系のウミウシもたくさん見る経験をしていくと、今度は自分でも見つけられるようになって周りのダイバーにご紹介できるようになります。

その時のためにもウミウシの図鑑は持っているといいですね。

時間がある時にいつでもパラパラ見てあらかじめ色々なウミウシを知っておくと、見つけるのが早くなりますよ。

<気温:18℃ 水温:21.2℃ 透明度:20-25m>

カイメンそっくりなツヅレウミウシの仲間
イワスナギンチャクに住んでいるランソンミノウミウシ
イワスナギンチャクに住んでいるランソンミノウミウシ

↓「じゅ」のブログはたまに更新されます^^
https://ameblo.jp/umi8jo-cd/

2023年が無事に終われますことに感謝申し上げます

2023年クラウンダイバースは30周年という節目の年を無事故でおわれたことに、ご来店いただいお客様皆さまに感謝申し上げます。

これまでの感謝の気持ちでお配りしたオリジナルエコバッグも好評でよかったな^^)

過去の時間を振り返りつつ改めて関わって下さった多くの皆様に感謝申し上げます。

未来のことはわかりませんが、これまでのように安全なダイビングと楽しい時間を共に過ごすことはもちろんですし、私たちの経験値が皆さまのダイビングの上達のお役に立つようこれからもお手伝いさせて頂きます。

来年も変わらぬご愛顧の程よろしくお願い申し上げます。

三毛猫が年末のご挨拶
ありがとうペロ

アマミスズメのちびちゃんは一番で出てきますね

春先になるとスズメダイをはじめとする根付きの魚たちの可愛い幼魚がたくさん出てきますが、それよりも早く出てくるスズメダイがいます。

アマミスズメダイです。

いつも12月のどこかで「わぁ〜ちっちゃいなぁ」っていう子が岩陰に見られるようになります。

体がまだ小さいのでヒレの鮮やかなブルーの範囲が目立ってとってもキレイです。

もちろんこの先の春にもまだまだ幼魚がいますが、今がアマミのちびちゃんのスタートといったところです。

そんなちびちゃんを愛でていると近くにセナキルリスズメのちびちゃんも。

この子も今が出始めだったかな???

小さくても目つきはキリッとしています。

あぁ明日は大晦日。

早く過ぎた一年だったなぁ。

↓「じゅ」のブログはたまに更新されます^^
https://ameblo.jp/umi8jo-cd/

胸鰭が青光りしているアマミスズメダイの幼魚
岩陰でも胸鰭の青光りが素敵です
目つきが凛々しいセナキルリスズメダイのちびちゃん
目つきが凛々しいセナキルリスズメダイのちびちゃん

沖の中層でひたすらクジラの爆音を聞いていました

昨日もナズマドでクジラが見れたそうな・・・

いけばよかった(過去形で残念)

今日の八重根はものすごいクジラの爆音が聞こえてきました。

子供のクジラの高い透き通った綺麗な声も聞こえてくるのですが、重低音が何よりすごかった。

スクーターで沖まで移動している最中ずっとボンボンと爆音が響いていて、一瞬ロックコンサートをイヤホンして聞いている錯覚を起こしました。

リズミカルなドラムの音よかったなぁ^^

移動中に正面からキラキラのイトヒキアジたちが向かってきます。

中層から見下ろす水底の砂地にはウチワザメが一匹フラフラとあてもなく泳ぎ回っています。

少し遠くにはクネクネとモロだしで水底を這っているモンガラドウシ。

30mオーバーの抜群の透明度の中で360度青く広がる空間にぽつんといるのはとても解放感があって気持ちよかった^^

<気温:19℃ 水温:22℃ 透明度:30mオーバー>

水底にモロだしのウチワザメ
ウチワザメうろうろしてました
中層を仲間と一緒に泳いでいるウチワザメ
キラキラだったイトヒキアジ
砂地に泳いでいるモンガラドウシ
もろ出しモンガラドウシ
海綿によじのぼるトウモンウミコチョウ
トウモンウミコチョウのチビちゃん

↓「じゅ」のブログはたまに更新されます^^
https://ameblo.jp/umi8jo-cd/

教えてもらったクマケロが見つかってよかった

最近八重根の沖の方に行くとキラキラ可愛いイトヒキアジの集団を見かけます。

ずっと同じところを行ったり来たりしてようです。

今までの僕のイトヒキアジのイメージは7n月頃のお魚なのですが、冬にもずっと見られるなんて例年よりも水温が下がらないのが原因でしょうか・・・

海の中の南方化も止まらないんだろうなぁ。

久々にクマケロのちびちゃん見つけられてよかった。

「じゅ」に教えてもらったけど、うまく探せなかったらどうしようとドキドキでした。

それらしいところに着いたけど、なかなか見つけられないし・・・

今回はなかなかケロちゃんから視線を感じなかった(>_<)

<気温:20℃ 水温:22℃ 透明度:30m>

海藻のカワライシモの上にいるクマドリカエルアンコウ
教えてもらったクマドリカエルアンコウ
筒状のカイメンの中に住んでいるカイメンカクレエビ
まだ小さなカイメンカクレエビ
ゾウゲイロウミウシ
ゾウゲイロの透け感が綺麗

↓「じゅ」のブログはたまに更新されます^^
https://ameblo.jp/umi8jo-cd/

年末年始も関係なくパトロールしている地域猫

このところ午前中に来るルーティンになったのか、毎日クロちゃんと目が合います。

洗い場でうたた寝して駐車場でゴロゴロひっくり返って体を擦ってます。

もうあと数日で今年も終わって新しい年になるというのに彼らは暦も関係なく縄張りをパトロールしています。

当たり前の平和な毎日を感じてるとすればいい猫生ですね^^

年が変わっても元気でパトロールしにきて欲しいな。

パトロール中の地域猫のクロちゃん
ゴロゴロと転がりまくっています
パトロール中の地域猫のクロちゃん
次のパトロールに向かいます

↓「じゅ」のブログはたまに更新されます^^
https://ameblo.jp/umi8jo-cd/

お店から見える海にクジラのブローが見えました

冬至を過ぎた夕日はどこか明るい感じがします。

しかもまだ数分しか日没の時間は変わっていませんが、日が長くなったように勝手に思ってしまいます^^;

昼間にお店から見える八重根の海の方を眺めていたら、潮目のように一部分だけ白波が見えたんです。

その潮目らしい部分が西に動いてくのをしばらく眺めていたらブシューってクジラのブローが上がりました。

その後潜っていくときの高く上げた尻尾もよく見えたな。

毎年クジラがやってきますが、シーズンの初めが一番よく水中で目撃されているように感じますので、遭遇の確率が高いうちに早くクジラに会いたいな。

八丈島の八重根に沈む夕日
お店の正面に夕日が綺麗に落ちていきます

↓「じゅ」のブログはたまに更新されます^^
https://ameblo.jp/umi8jo-cd/

ドライスーツの防水ファスナーの補修をやってみました

八丈島の水温帯ではドライスーツの使用頻度がウェットスーツに比べて高く、8ヶ月と長いんです。

一気にへたらないように2着で着回しているけど、それでも補修が必要になってきます。

自分で修理するのはメーカーに送らなければならないような重症のもの以外です。

今回は防水ファスナーの折れが気になっていたので直すことに。

(ファスナーが折れていること事態は重症ですが、しばらくはこの状態でも使えるので)

直すと言っても、折れた物が元に戻るわけではありませんが、それでも予備としていつでも使えるようにしておかないと不安です^^;

ファスナーの折れている場所はスライダーが通りにくくなったり引っかかったりするし、それが原因で水没したりもします。

なのでファスナーの骨が折れていように張りを持たせて誤魔化します。

今回の直し方は初めてなので、うまく効果が出るのか、持続するのかがこれから検証ですが、もしうまくいったら新品のうちにこれをやってみよう。

いつもファスナーの同じ場所が折れるわけだから使い始める前に補強するのはきっと良いことだと思われます。

なんでもチャレンジは大事!

でも一番大事なのは・・・・・

折れないようにすること(>_<)

ドライスーツの防水ファスナーを修理した箇所
しっかり圧着します
ドライスーツの防水ファスナーを修理した箇所
張りが出るように二重にしてみました

↓「じゅ」のブログはたまに更新されます^^
https://ameblo.jp/umi8jo-cd/

今年はミューと一緒にメリークリスマスです

嬉しいことに冬至を過ぎました!

もうこれから半年が楽しくて仕方ありません^^

そして今年も残り少なくなって、一年を振り返る時期になりましたね。

本当に「光陰矢の如し」ですね。

今年もつつがなく年末年始を過ごしたいものです。

まずはミューちゃんから幸せをもらってメリークリスマス^^

ネコが幸せを運んでくるデッサン
幸せをプレゼントされました(しまった・・・ミューは三毛柄だった)