気にもしていない場所にハチジョウタツがいました

八重根のアーチではハチジョウタツを探そうとか思うのですが、いるかいないか気にしていない場所でひょっこりハチジョウタツを見つけることがあります。

水中のウネリに合わせてヒョイって浮かんできました。

そこでの探し物はハチジョウタツではなかったので、初めは海藻の千切れたものが動きているだけかと思いましたが、急にウネリに逆らって動きが止まったので「もしかして!」って思ってよーく見てみるとぷっくりしたお腹が見えて長い尻尾も見えたのでタツだぁ〜って認識しました。

普段探さない場所でもいるのがわかると、きっと他の場所でもゴロゴロいつのでは・・・

って思わされます。

水温も安定しているのでもっと色々な場所で見つけて行きたいな。

<気温:16℃ 水温:20℃ 透明度:30m>

アオウミガメと一緒に記念写真撮るダイバー
今日もカメゴロー
海藻に擬態しているハチジョウタツ
海藻に擬態しているハチジョウタツ
カイメンにくっついている小さなトウモンウミコチョウ
チビちゃんがカイメンにくっついていました
お雛様のように並んでいるフリソデエビ
お雛様のように並んでいます

お天気もよく海はギラギラで春を満喫です

八丈島もクラウンも初のゲストさんが東海汽船で到着するので港にお迎え。

お天気もよく海はギラギラで眩しい!

潜るのはヤエネコにGo!

ムムッ、何やらウネリがあるにゃり・・・

少し水中もユレユレだけど、透明度は実測で30m見えています!

カメもゴロゴロカメゴローな海です。

<気温:16℃ 水温:19℃ 透明度:30m>

アオウミガメの食事を観察しているダイバー
お食事風景を観察
赤と白のコントラストが綺麗なクマドリカエルアンコウ
お気に入りの場所から動かないクマケロ
穴から顔を出すアナモリチュウコシオリエビ
もろ出しロボコン
砂地に潜る前の黄色いホシテンス
黄色が綺麗なホシテンスだったなぁ

ハナキンチャクフグの胸鰭はペンで書いたみたい

ハナキンチャクフグの派手な色と模様は水中で見てもとても鮮やか。

ライトを当てるとブルーのドットが更に光ってステキ。

個体が大きくなればなるほど色がくっきり見えるのでなるべく近寄って観察したい生き物です。

毎度「スゲー色だなぁ〜」って感心します。

よくみるとボールペンで書いたような胸鰭!

絵のようにしか見えなかった^^

ハナキンチャクフグの胸鰭がペンで書いたみたい
ムナビレがボールペンで書いたみたい

毎日欠かさず縄張りをパトロールするクロちゃん

多い日は4回とか5回やってくるクロちゃん。

ここで休む場所も色々で、草むらの中で丸くなっていたり、駐車場のコンクリートの上でゴロゴロしてみたり、車の下にいたり・・・

そしてウエイトベストに擬態したり。

近くをハトが通っても知らん顔。

ここでは休んでいる姿しか見ないけど、毎日広い範囲をパトロールしてるんだろうな。

車にだけは轢かれないでほしい・・・

ウエイトベストに擬態している黒猫のクロちゃん
今日もウエイトベストのふり

毎年オーバーホールしていると安全だしいつまでも綺麗

みなさんはレギュレーターのオーバーホールはしっかりやっていますよね。

水中でこの器材に絶対の信頼がないなんて恐ろしくて潜れませんから。

クラウンでは毎年しっかりとレンタルと自分達の使っているレギュレーターは僕がオーバーホールしています。

「じゅ」の数千本は使っているスキューバプロのMK11Tというバランスダイアフラムタイプのレギュレーターも毎年オーバーホールしているので中身はとっても綺麗。

外側の思い出のキズは仕方ないですが、ネジ山の中など塩がこびりついていることもありません。

綺麗な空気は綺麗なレギュレーターの中を通ってきてほしいですよね。

安全のためにも1年から2年ごとのオーバーホールを心がけてください。

内部の部品が新品なのがわかっていると使っていても安心ですよ。

オーバーホールして綺麗なMK11Tの中身
長く使っていてもネジ山の中まで綺麗です
オーバーホールして綺麗なMK11Tの中身
Oリングがへたる前に交換するので部品も傷めず外せます

青光りしているヒラワツナギソウに魅了される

海藻の時期は冬がメインです。

年中生えている海藻もありますが、冬は海藻の種類も増えて色とりどりです。

海藻の中には太陽の光を浴びて青光りしている綺麗な種類があります。

ライトを当てても綺麗でいいですね。

ヒラワツナギソウも青光りする種類の一つで、近づいてドアップで観察すると更にキラキラに魅了されます。

なんて綺麗な色をしているんだ!

海藻にしておくのは勿体無い!

じゃぁ何にしてあげたらいいのか・・・

キラキラと青光りしているヒラワツナギソウ
見事なキラキラ具合のヒラワツナギソウ

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今年のビワもやっぱり全敗ということになりそうです

今年も100個を越えるビワが実ってきました。

その中でも周りのビワに比べて早くに膨らみ一際大きくなっているものがあります。

色も黄色くなってこれから更に大きくなって・・・

そんなビワを眺めていると、通りの向こうの木の枝にヒヨドリがずっといるのに気がつきました。

これは絶対にビワを観察しているに違いない。

それからしばらくしてビワの実を見ると、そこにはもうヒヨドリが来ていました(>_<)

雨が止むのを待ってたんだ!

やられたぁ、一番乗りで気分を良くしたヒヨドリが勝ち誇ったようにあたりを見回しながら実をつついています。

今年出始めの縁起の良いビワだったのに・・・

こうして今年のビワも全敗でヒヨドリのものになってしまうのが確定した感じ。

ヒヨドリはギブアンドテイクを知らない・・・

ビワの実を食べるヒヨドリ
縁起物の初めの実を食べているヒヨドリ
ビワの実を食べるヒヨドリ
勝ち誇ったようなドヤ顔に見えるヒヨドリ

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振り向くとニノ根の上を大きな黒いクジラの背中が移動中

ナズマドが静か。

クジラ狙いで行きましたが、今回も海から上がってきて振り向いたらニノ根の先あたりを大きな黒いクジラの背中が移動中。

しかも大越のあたりにも大きな背中を出して別のペアが移動中・・・

この光景以前に見たような・・・先月とまるでデジャヴです。

あと1時間遅く入ればニノ根の上をクジラが通過するのをドンピシャで見れたかも。

何もかもがカモカモカモ・・・・・

<気温:15℃ 水温:20.4℃ 透明度:20m>

ミドリイシサンゴの隙間に隠れているカエルウオ
まつ毛が可愛いカエルウオ
サンゴの穴に住んでいるニシキカンザシヤドカリ
ミラーボールの目が素敵なニシキカンザシヤドカリ

クビナシアケウスの目が小さすぎてすごい分かりにくい

昨日は台風のような荒れ方だった海が収まらずに潜れなかったけど、今日は何とか、何とか、何とか潜れるまでになりました。

見た目の海よりも水中のウネリはまだ強く、一箇所にじっとするには体が右左に振られて大変だったけど移動はスクーターでスイスイ楽ちんなのでウネリは気にならず。

こんな春の日もありますな。

根の亀裂にクビナシアケウスを発見。

ん??カニじゃなくコケムシか??

クビナシアケウスかと思ったらジュズツナギコケムシやナギサコケムシだったりしたことがよくあります。

クビナシアケウスは目が小さすぎてどれが目なのかとても分かりにくい。

今回もコケムシの塊の中から小さなカニの目を探します。

あったぁ〜!

このフサフサはコケムシじゃなくてクビナシアケウスだ。

ライト当ててたら少し動いたのでやっぱりカニが^^

<気温:8℃ 水温:20℃ 透明度:15m>

コケムシの仲間を体に着けて擬態しているクビナシアケウス
クビナシアケウスの目はどこでしょう?
目の周りの光るブルーのラインが綺麗なアマミスズメダイの幼魚
ウネリに揺れながらのアマミスズメダイの幼魚
岩の亀裂に逆さまになっているフリソデエビ
ご飯持っていないフリソデエビ

miuが招き猫に見るような見えないような

もう3月になってしまいました。

そして今月の最初は大シケです(>_<)

冬場に沢山ナズマド入れるコンディションがあったので、若干冬らしくなかったけど、返ってここにきて寒かったり荒れたり東海汽船の欠航も3連チャンだったりしました。

それでも確実に春に向かっているのだから辛抱しましょう。

たまにお店に降りてくるmiu。

最近は高いところで休むことも。

(エアコンの暖かい空気が上に溜まっているのでそこにいるのかもしれないけど)

何だか招き猫のようにも見えてきます。

千客万来、家内安全、大願成就、猫人元気などご利益をお願いしたい。

そのためには何か貢物をしないといけないか・・・

招き猫に滅入る座った姿勢の三毛猫
招き猫のようです
招き猫に滅入る座った姿勢の三毛猫
立派な体格の招き猫?

冬場に幼魚を見ることが増えているように感じます

ここ数年、冷水塊が寄ってくることがほとんどなくなったなぁ。

おかげで冬でも色々と幼魚を見られることが増えているように感じます。

寒さで弱らないので生き残る数も増えるということでしょうか・・・

水温の変化で生き物の数が調整されている面があるとすれば、この先今までと違う変化が現れてくんでしょうね。

海の中が賑やかになることはいいことですが、自然界の中でそれがいいのかどうか分かりません。

でも結局は自然の世界はいつだって「なるようになる」世界です。

あるものを受け入れていきましょう。

岩場に隠れているレンテンヤッコの幼魚
冬でもレンテンヤッコのチビちゃん

<気温:00℃ 水温:00℃ 透明度:00m>

ムラサキハナヅタを見ると探すセンジュミノウミウシ

雨の多い2月ですこと・・・

でもちゃんと一便は到着してよかったな。

先日から使い始めた耳カバーだけど、色々な使い方を失敗も繰り返しながらやっていくうちに段々と水が入らない本来の商品のスペックを維持できるようになりました。

鼓膜が濡れないダイビングがあたりまえになってきました。

以前ほど大量には発生していないですが、ムラサキハナヅタのサンゴの横を通る時には必ずいるかどうか探すウミウシがいます。

そのウミウシはセンジュミノウミウシ。

地味ですよ、かなり。

ミノの数が多く、ふっくらしています。

あまりにふっくらしすぎているので、住んでいるサンゴのポリプにはあまり似ていません。

擬態しているつもりはないのかもしれませんがポリプの触手の太さが太すぎてウミウシが目立ってしまいます。

返って大量のセンジュミノウミウシだけで集まっている方がサンゴのポリプの集合体に見えて擬態できてるかも。

この先の進化でサンゴに似せてウミウシのミノが細くなっていくことってあるのだろうか・・・

<気温:14℃ 水温:20℃ 透明度:30m>

ムラサキハナヅタの中で擬態しているセンジュミノウミウシ
擬態しているけど、ミノが太すぎて目立ってしまう
大きな真っ赤なオオイソバナを観察するダイバー
オオイソバナの中を観察
ハタゴイソギンチャクの横にいるイソギンチャクモエビ
イソギンチャクモエビ

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「動かないけど動物」たちは本当に動物なんだと実感するには

魚たちには顔があり口がついているのが容易に分かりますが、水底の「動かないけど動物」たちにだってちゃんと口があります。

植物とは違うので何か食べないと生きてはいけません。

サンゴやイソギンチャクを含めて水底にいる生き物たちが食事をするときの口ってどこなんだろう?

僕らが潜っている昼の時間は彼らは寝ていることが多いので、ほとんど食事シーンを見ることは叶いません。

ナイトダイビングでは昼間寝ているサンゴたちが触手を伸ばしてプランクトンを捕まえて食事をしているシーンを見かけることがあります。

わぁぁ本当に食べてるぅ!って観察するのは楽しいですよ。

「動かないけど動物」たちが動物だって実感するには沢山のポリプが食事をしている風景を見るのが一番いいかも。

水底に手をつくときにちょっと気にして、彼らの口の上に手をつかないようにしてあげるとダイバーも生き物も両方ハッピー。

水底の生き物たちに愛を!

真っ白な向日葵の花のようなキクメハナガササンゴ
キクメハナガササンゴ
菊の模様に似ているのでサンゴの仲間のキクメイシ
キクメイシサンゴ
まだ小さなナガレハナサンゴ
育ち始めたナガレハナサンゴ

予報に反して日射しが出てくれて明るい海でカメ三昧

天気予報では雨がそれなりに降る予報でしたので覚悟はしていましたが、それに反して海辺にいるときは日が射してきて水中も明るくてよかったな。

アオウミガメもたくさんウロウロしていて、ご飯を食べているところもしっかり見ることができました。

水中は思いのほかウネリが残っていましたが、透明度は高くてどこまでもよく見えて気持ちよかったな。

<気温:15℃ 水温:20℃ 透明度:25m>

ダイバーの目の前で海藻を食べているアオウミガメ
たくさん観察させてくれたカメ
ダイバーの前に群れているオキザヨリ
たくさんのオキザヨリの向こうにアオウミガメがいるよ!
ダイバーの目の前で海藻を食べているアオウミガメ
近くで食事シーンも見れました

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金色を引き立たせるボディの青や紺色の光っている部分に宇宙を感じる

今までも見かけなかった訳ではないのですが、なんだか見かける個体が増えているような気がしているシャコ貝の仲間。

色のバリエーションもありとってもキレイです。

ダイバーたちの通り道に住んでいるのでいつも引っ込み加減で、十分に伸びきった綺麗な外套膜を見られる時は引っ込まれないようにシゲシゲと観察です。

ストロボが光るだけでビクッと縮まるところはちょっと可愛らしい。

撮った写真をドアップにしてみると肉眼ではよくわからなかった色が出てくるので楽しいです。

金色がいいなぁ、伝統工芸品とか金継ぎとかをイメージしちゃう。

その金色を引き立たせるボディの青や紺色の光っている部分は宇宙だ!

金色や光る緑色が鮮やかな色と模様のシャコ貝
なんて素敵な色でしょう
金色や光る緑色が鮮やかな色と模様のシャコ貝
金色が引き立つ青系の深みのある外套膜