八丈島のいつも目にする海の仲間を見ているとホッと安心感が湧いてきます

南国の水温28度の海から17.5度の水はさすがに寒いだろうと思っていましたが、さほど冷たく感じなかったので一安心。

南国では八丈島では見かけない生き物たちをたくさん見て楽しんできましたが、八丈島の海で普段目にする普通と言われる生き物たちの存在がその地域の特徴になっているんだなぁと再確認しました。コンガスリウミウシやホンノリイロウミウシ、アオウミガメにレンテンヤッコなどのいつも目にする風景に安心します。

ミナミウツボの顔の横を小さなコンシボリが歩いていたり、大きなニシキウミウシの横で一緒にご飯食べてるコンガスリウミウシなど、みんなで住んでいる様子を見るのが好きです^^

<気温:8℃ 水温:17.5℃ 透明度:30m>

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30年以上前と現在のレギュレーターがほとんど変わらないというのは安全であることの証

クラウンのレンタル用やゲストさんのレギュレーターのオーバーホールをする季節。

毎日のように器材をいじっている今の時期の特徴で僕としては季節感のある毎年のルーティン。

昨シーズン使ったレギュレーターをピンピカにして、今シーズンも安全に潜れるようにオーバーホール作業に勤しんでいます。

いよいよ今シーズンが始まるな!っていう気合いのスイッチにもなりますしね。

直近では日本アクアラングのレギュレーターでヘリックスとコアのオーバーホールをしました。

どちらもファーストステージはバランスドダイアフラムタイプで、外部の海水をダイアフラムの膜が止めてくれるので、細かい砂などの影響も受けず内部はいつまでも綺麗です。

その動作の仕組みは30年以上前から大きくは変わっていません。

セカンドステージの見た目はヘリックスとコアでは違いますが、内部で使われている部品は一緒の物です。

そしてバランスタイプという作動原理も30年以上前から変わらずに同じです。

レギュレーターは数年おきに外見の形や大きさや名前など新しいものが登場しますが、中身の構造は30年以上前のレギュレーターと同じなのです。

ということは、レギュレーターが動く仕組みは単純で、そのための構造は昔から安全で信頼性があり洗練されたものに仕上がっていたので変える必要がなかったということでしょう。

それこそSCUBAPROのバランスアジャスタブルという40年以上前にデビューしたレギュレーターと最新の日本アクアラングのヘリックスやコアの内部の構造は同じで、部品の並びまで全く一緒ですから。

ダイビングが安全な遊びと言われ続けるためにも、こうした器材の信頼性はとても重要です。

信頼性の高い道具であることは、しっかりしたメンテナンスによっていつでも問題なく作動することでのみ裏付けられます。

レギュレーターをお持ちのみなさま、しっかりメンテナンスしてあげていつでも安全に使える信頼できる相棒にしてあげてくださいね。

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クジラの声を聴きながらハンマーヘッドとクロマグロを愛でる

今回のゲストさんは以前もナズマドに入れていて島の海の運は良いみたいです。

今日もナズマドが入れるので「じゅ」たちは出かけていきました。

水中でクジラの声を聴きながら、ハンマーヘッドとクロマグロに遭遇したようです。

例年ならば、1月や2月は冬型の気圧配置が長引くことが多く北西の風が強い日が多いので、ナズマドに入れる日は少なく、10日に一度くらいの頻度です。

それが今週は冬型の気圧配置も緩み等圧線も少なく穏やかな海。

その後も数日は海況が穏やかそうで、「大寒」なのに冬らしくなくナズマド三昧ができそうです。

<気温:16℃ 水温:20℃ 透明度:25m>

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ピグミーがシンクロしている感じでいい雰囲気

冬の間は入れる確率が少ないナズマドに今日は入ることができました。

ゲストさんはこの前のナズマドでピグミーがいい位置にいなくてうまく撮れなかったので撮り直しができてよかったな。

しかもペアでシンクロしてる感じでいい雰囲気の写真です^^

これからもまだナズマドに入れるコンディションは少ないでしょうからとても貴重です。

<気温:16℃ 水温:19klllll1℃ 透明度:25m>

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八重根で1000ダイブ記念にカメと記念写真

この年末年始は八重根の海が続いています。

細かく観察するエリアを変えながら可愛い生き物たちを探すのは楽しいですね。

そんな中でゲストさんの1000ダイブ記念でカメを記念写真撮ってみました。

振り返るとお客さまの紹介で体験ダイビングでもやってみるかと来てくれたのがきっかけで、それがこんなに長く続くとは思っていなかったようです。

一緒に潜ってきて気がついたことは、とても基本に忠実なスキルで潜っているし無理なことはしないので、安全の度合いが高いということです。

海で怖い思いや嫌な思いをしないことも長く趣味を続けることの要素かもしれませんね。

ダイビングはとても多くの道具を使いこなす遊びです。

安全度の低いスキルや不適切な器材の管理で趣味の寿命が短くならないように、これからも一緒に真面目に遊び続けていきたいです。

<気温:00℃ 水温:19℃ 透明度:25m>

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新年明けましておめでとう御座います

今年もよろしくお願いを申し上げます。

ご来店くださる皆様と楽しい時間を共有できることを楽しみにしています。

1月22日よりしまぽ通貨の第二弾の発売もあります。

どうぞご利用の上お得なダイビング旅行をお楽しみください。

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八重根でゲストさんの祝700本記念ダイブでした

今日は八重根でゲストさんの祝700本記念ダイブでした。

今までクラウンのツアーで国内も海外も一緒に行ったゲストさん。

振り返ればもう15年くらいは一緒に遊んでいるんだなぁ。

この先もずっと一緒に遊びたいな^^

沖の方ではたまに見失うクマケロちゃんも何とか見つかってよかったな。

海藻の裏に隠れているので分かりにくかたけどね。

いつもカマスがいるところにはここ数日ツムブリの小さな群れが入ってきています。

なんでここでグルグルしているんだろう・・・

年末年始はこのまま八重根が続きそうです。

<気温:14℃ 水温:19.5℃ 透明度:25m>

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ウネリの中、外を出歩いているツノクロミドリガイ

いよいよ2024年も大晦日まであと数日ですね。

毎年のことですが今年も一年が早かった。

最近は本当に冬らしいお天気で、風も強いので体感温度が低めです。

水中も少しずつ水温が下がってきて20度切るくらい。

ウネリはあれども八重根は潜れるのはありがたいです。

ウネリが強いのでなかなかウミウシたちも引っ込んでいるのですが、それでも海藻の上に出歩いているウミウシをチラホラと発見。

ツノクロミドリガイが綺麗だったな。

見た目は小さいので白っぽくしかわからないけど、写真を拡大すると色々な色が見えてきてとてもキレイです。

ジュリアナの扇子みたいにヒラヒラしているアカホシカニダマシもかわいかった。

<気温:13℃ 水温:19℃ 透明度:25m>

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ポリプを使ってちゃんとマキエホテイヨコエビを捕まえて食べていました

暑い夏こそ鍋焼きうどん、寒い冬こそかき氷!

ということで寒い冬こそナイトダイブ。

久しぶりに夜潜ってみましたが、誰もいない海は静かで気持ちがいいです。

夜行性のヤドカリのちびちゃんやカニたちがワサワサしてましたね。

サンゴたちが触手のポリプを出してプランクトンを食べるソーンも観察しました。

サンゴの仲間のキクメイシはポリプが短かく王冠のように並んでいます。

昼間は目にすることができないポリプを使ってちゃんとマキエホテイヨコエビを捕まえて食べていました。

昼間はサンゴの食事なんて見られないので、サンゴが動物だって実感するにはナイトダイブで捕食シーンを見ないとね。

<気温:13℃ 水温:21℃ 透明度:–m>

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イソバナカクレエビってずんぐりとしたエビだなと思っていたけれど

オオイソバナに住んでいるイソバナカクレエビ。

色が赤くてとっても綺麗。

擬態した色だし大きさも1センチほどで小さいので動いてくれないとなかなか見つからない。

でもライト使って探していると光を嫌がってイソバナの枝の裏に回られてしまう。

全身が撮れた写真を見てみると、赤いボディの後ろ側に透明な尻尾が長く伸びている・・・

今までイソバナカクレエビってずんぐりとしたエビだなと思っていたけれど、結構スマートに細長いのね。

ちゃんと見てなくてゴメンナサイ。

他にもまだ本当の姿に気づいてあげられていない生き物いるんだろうなぁ。

ということで、もっとよく観察しましょう!デス

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ノンダイバーの人がこのブログ見ることあるのかな

東京でも雪が降ったようですね・・・島も晴れたり雨が降ったり曇ったりで全般的に冷え冷えしていましたね。

そんな時は水の中に入るのがよし!

ダイビングしたことがない人たちからしたら、この時期に海に入って行っても寒くないなんて想像できないでしょうね。

水の中の景色や空間の雰囲気はその場所に行った人にしかわからない世界です。

なのでそこに行けるダイバーは特別だと思います。

重力の支配する陸上だけではなく、浮力の支配する水中世界にも趣味の範囲を広げてみてはいかがでしょうか。

とは書いてみたものの・・・ノンダイバーの人がこのブログ見ることあるのかな???

焼き鳥屋さんの中で焼き鳥美味しいから食べてねって言っているようなものかしら・・・

<気温:10℃ 水温:20.6℃ 透明度:30m>

カイメンの中に住んでいるクシノハカクレエビ
クシノハカクレエビの安否確認

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ソメワケジュズベリヒトデとベニアミメジュズベリヒトデ

黒潮の蛇行の影響なのか水温の変化なのかどうか解りませんが、以前は少なかったけど見かける頻度が上がっている生き物たちがちょこちょこいます。

ヒトデの仲間にもここ数年で見かける頻度が高くなった種類がいます。

今まで普通に目にして来たのはアミメジュズベリヒトデですが、その仲間のソメワケジュズベリヒトデとベニアミメジュズベリヒトデを目にする頻度が今までより高くなって来ました。

居心地が良くなったということでしょうか?

同じ種類なので食べ物もきっと一緒だろうから、先住のアミメジュズベリヒトデとしたらご飯を奪い合う競争相手が増えたということかな。

でも野生の世界だから自分達で折り合いつけてバランスとるんでしょうね。

いつでも綺麗なヒトデは見たいです。

アミメジュズベリヒトデ
見かける数が多いアミメジュズベリヒトデ
ソメワケジュズベリヒトデ
ソメワケジュズベリヒトデ
ベニアミメジュズベリヒトデ
ベニアミメジュズベリヒトデ

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強弱をつけて繰り返しやってくるウネリに必死に耐えていました

今日の八重根は朝のうちはまずまず静かだったけど、引潮から満潮に向かってからはウネリが出始めました。なんだか風も吹いてきて沖は白波・・・

アーチの下ではパンダツノウミウシがブリブリと強弱をつけて繰り返しやってくるウネリに必死に耐えていました。

これがパイナップルウミウシだったらきっと踏ん張りが効かなくて軽く飛ばされてちゃうだろうな^^;

ドリーが入っていたミドリイシを久しぶりに覗いたら、1匹だけいました。

少し大きくなった体がサンゴの枝の高さを超えて背中が出ちゃいそうだからと、少し斜めに寝ている姿が可愛らしかったな。

<気温:13℃ 水温:21℃ 透明度:25-30m>

水温が下がって冬になってもシマハギを見たらいつだって心はMaldivesさ

水温が徐々に下がってきて21度前後。

水中での寒さは気になりませんが、風が強い時に海から上がると流石に寒いですね。

そんな冬の海をドライスーツを着て潜っていても、シマハギたちを目にしたらいつだって気分はモルディブです^^

個人的に好きな魚なんです、シマハギちゃん。

以前モルディブのリゾートでハウスリーフの青い色をバックに白い体に黒い細いラインのシマハギの群れが壁紙のように群れで泳ぐ姿を見てから大好きになりました。

過去の出来事を思い出す曲があるように、シマハギの映像は懐かしいモルディブの海や砂浜、椰子の木やビュッフェのメニューなどを鮮明に思い出させてくれます。

あの大きなお皿に何度もおかわりできる3食ビュッフェスタイル良かったなぁ・・・

カレー好きにはたまらない毎回の食事に必ず3種類(魚・野菜・肉)のカレー、種類豊富なパンたち、新鮮なサラダ、スープも毎食トロトロ系とサッパリ系の2種類、そのほか全部は取りきれない肉料理や魚料理、バスマティライス、アイスクリームなどのデザートも取り放題。

あぁ〜懐かしい>_<

<気温:14℃ 水温:21℃ 透明度:25m>

エントリーのスロープにいるシマハギの集団
シマハギ=モルディブで気分はインド洋
水底の色にそっくりな赤茶色系のハダカハオコゼ
ハダカハオコゼ復活してた
目だけが海藻に隠れているオビテンスモドキ
シャターチャンスと思ったら見事に目が隠れてしまいました
ウネリに負けずにカイメンの上で食事しているシボリイロウミウシ
ウネリに負けずに食事しているシボリイロウミウシ

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テングモウミウシを見つけるコツは、丸まっていてる白い点を探すことです

1000匹以上軽く大爆発していた頃に比べると今は数を減らしていますが、それでもまだまだ見つけやすい数だと思います。

過去にもっと個体数少ない時なんて一匹を探すのも大変でしたから。

テングモウミウシやネオンモウミウシは図鑑でみているのと実物ではギャップがあり、皆さん現物のウミウシの小ささにびっくりされます。

そんなテングモウミウシたちを見つけるにはコツがあるのですが、それは丸まっていてる2ミリくらいの白い点を探すことです。

星型の口を広げているゴカイの仲間がモウミウシに大きさも雰囲気も似ているので紛らわしく、見つけたと思ってもゴカイだったりすることが多いです。

時に少し伸びた触角が出ていることもありますが、それは動き出して歩いているときくらいなもので、止まっている時はほとんど触角は見えません。

なのでウミウシの触角に似ているゴカイの触手には気を取られずに、小さな丸い白い点を探してみてください。

目をその大きさに慣らすことはとっても大事です。

一度見つかればそれが基準になってどんどん目に入ってきます。

きっとマイテングモやマイネオンモが見つかりますよ。

藻の中にいるテングモウミウシ
歩いてくれることで初めて見えてくるテングモウミウシの触角

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