アオリイカは順調に卵の数を増やしているようです

イカ床入れてからすぐに最初の卵が産みつけられ、それからも順調に卵の数は増えてきています。

「じゅ」とゲストさんが確認に行きました。

3ペアとあぶれオスが産卵床の木に寄ってきていたようです。

白く光った大きなアオリイカは綺麗で見応えがあります。

オスとメスで背中の柄が違ったり、エスコートという卵を産みつけにいくときのオスのポジションやメスを狙って闘うオス同士の争いなど生態がよくわかる行動を間近でみられるのも楽しいです。

今月いっぱいはまだ産んでいるでしょうから、まだ大きなアオリイカの産卵シーンを観察したことのない方は是非一度見てほしいですね。

<気温:19℃ 水温:21℃ 透明度:20m>

産卵床に卵を産みつけにきているアオリイカのペア
盛んに産んでいます 写真:ゲストさん
産卵床に卵を産みつけにきているアオリイカのペア
大きくて綺麗だ 写真:ゲストさん
海藻に乗っているイロカエルアコウの幼魚
チビケロ 写真:ゲストさん
背中のミノがキラキラしているコヤナギウミウシ
キラキラコヤナギ 写真:ゲストさん

ゲストさんとフリージア祭りで摘み取りしてきました

今日は思いのほか八重根が静かになったので「じゅ」はヤエネコにGo!

また新しいケロちゃん見つけてきたり教えてもらったりしてきたそうな。

今年の春はウミコチョウが全く見られずに、ケロちゃんがよく見られています。

毎年同じサイクルで生き物たちが現れることがないのが本来の自然の姿ってことでいいのかしら。

潜り終わったゲストさんとフリージア祭りの会場の無料摘み取りにも行ってきました。

季節感のあるお土産ができてよかったな^^

八丈島フリージア祭りの会場で満開のフリージア
フリージア祭りの会場

久しぶりの3本ボートダイブで楽しんできました

久しぶりに3本ボートダイブで楽しんできました。

少し水中にウネリがあったものの、大好きなタレドは入れてよかったな。

この東側でもクジラの声はしっかり聞こえました。

今日はどちらかといえば東側が静かだから集まっていたのかな・・・

昨日はまた船も飛行機も2本欠航したほどの荒天でしたが、今日はよく晴れて本来3月ってこんなだったよなぁと「例年」を思い出しました。

港で食べるお弁当も日差しの強さを感じながらこれから来る夏を思い起こさせます。

よく荒れた3月でしたが、潜れることに感謝です(>_<)

<気温:20℃ 水温:19.6℃ 透明度:30m>

アマミスズメダイの群れ
ウメイロモドキとタカサゴの群れがよかった
アオウミガメのウンチを掴むダイバー
運を掴みました! 素手で^^
唇がピンク色で可愛いイナセギンポ
動きが激しいイナセギンポ
水中ライトでハナゴイを照らして紫色になる
ハナゴイすき
クロガヤに乗っているカゲロウカクレエビ
クロガヤにカゲロウカクレエビ
小さなアマミスズメダイの幼魚
ちっちゃいアマミだったなぁ

今年のイカ床の設置は延期が続きましたがやっと今日できました

毎年春に八重根に設置しているアオリイカの産卵床ですが、本日やっと沈めにいけました。

今年の3月はシケが多くて(明日だってまた大しけで船も飛行機も欠航が決まっています)なかなか希望の日程で設置ができませんでしたが、ようやく今日お天気も回復して潜れました。

ここ数年はスクーターを使うようになったので、以前よりは運ぶのが楽になりましたが、それでも木の枝って水中では水の抵抗がめちゃくちゃあって動いてくれないんですよ(><)

通常のダイビングではあり得ないくらいのフィンキックの運動のために毎回ドライスーツの中は汗びっしょり。

ウエットにすればいいのは頭ではわかっているのですが、まだウェットを出してくるシーズンではないのでどうしても躊躇してしまいます。

ドライスーツで潜る→汗びっしょり→ウェットがいいよね→でも水温はドライだな→ドライスーツで潜る→汗びっしょり→ウェットがいいよね→でも水温が・・・無限ループです。

<気温:17℃ 水温:19℃ 透明度:30m>

アオリイカの産卵床のための木の枝を組んでいる八丈島スキューバダイビング事業者協会のメンバーたち
何本かの枝を組んで全部で五箇所沈めます
アオリイカの産卵床を入れ終わって記念写真を撮る八丈島スキューバダイビング事業者協会のメンバー
今年も沢山イカが来ますように!

今回はかなり探してやっとネオンモウミウシ1匹でした

今日も風やウネリが残りますな・・・

底土に潜って最後は神湊で〆。

底土はエントリーしたらニゴニゴだけど、沖に出ていくと水は綺麗になって行きます。

神湊では以前1000匹以上大発生したテングモウミウシに驚かされましたが、それから水中の工事などを経て今ではなかなかお目にかかれないウミウシになってしまいました。

それでも藻の仲間が生えているので、そのうちまた数が戻ってくるのではないかと思っています。

今回はかなり探してやっとネオンモウミウシを1匹、ゲストさんに見つけてもらいました(>_<)

潜水時間が25分くらいしてからは段々と目が泳いでしまってなかなか集中できなかったな。

でも1匹出てきてくれてよかった。

早く増えてほしいなぁ。

<気温:17℃ 水温:19℃ 透明度:30m>

砂地を歩くネオンモウミウシ
今となっては貴重なネオンモウミウシ
アオウミガメと一緒に泳ぐダイバー
ウネリでユレユレだけど透明度よかった
岩のうえで何か食べているウスイロサンゴヤドカリ
ウスイロサンゴヤドカリのチビちゃんかな
岩場の窪みにベンケイハゼが張り付いている
いつも逆さまに張り付いているベンケイハゼ
民芸品のコマのようなカラーリングをしているマガキガイの目
マガキガイの目がステキ

浅いところはニゴニゴだけど沖に出れば抜けている

気温を見たら17度かぁ・・・なんか寒い・・・

日差しがないだけでかなり違うなぁ。

本当に今年の3月は荒れた日が圧倒的に多いですな。

そしてフリージアもお祭りスタートの段階ですでに満開。

こうしてどんどんと「例年」のお天気が変わっていっていつしかそれが例年になっていくのかなぁ。

「じゅ」たちは底土と八重根に出かけて行きました。

浅いところはニゴニゴだけど、沖に出れば抜けているそうです。

それでも20mと連日のシケがかなり影響してますね。

<気温:17℃ 水温:19.5℃ 透明度:20m>

ネコジタウミウシ
伸びているネコジタ 写真:ゲストさん
水底の砂利に擬態しているキンチャクガニ
キンチャクガニ 写真:ゲストさん
縁の白い模様が綺麗なシンデレラウミウシ
いつ見ても綺麗なシンデレラウミウシ 写真:ゲストさん

大きくて立派なスイジガイは厄除けのお守り

たまに見かける大きなスイジガイ。

底土で大きくて立派なスイジガイを見かけました。

全体の形が漢字の「水」の字に似ているので水字貝ということのようです。

30センチくらいあるのでとても目立ちますし、何より長い突起がかっこいい。

沖縄方面では火除けや魔除けとしてお家の軒先に吊るしたりするようですね。

古くは縄文時代に腕輪に加工してアクササリーとして使っていたらしい・・・

やるな!シャレオツな縄文人。

底土の水底にいた大きなスイジガイ
立派なスイジガイでした

岩場の表面を穴があくほど目を皿のようにして観察する

岩場の表面を穴があくほど目を皿のようにして沢山生き物を見つけようとしている時に、いつも見慣れた生き物が目に入っても岩場の一部かのようにあっという間にスルーしてしまうことがよくあります。

それでもたまにスルーした後にまた改めて観察する時があります。

それはあまりにも色が綺麗だったりした時。

当たり前のように沢山岩場で見かけるヘビギンポですが、当てたライトの角度や個体の大きさでとても発色良くいい色を見せてくれる時があります。

輝く背鰭をピクピクさせながら鮮やかな顔の色を見せつけるようにジリジリと近づいてきます。

その綺麗さに圧倒されながらカメラの液晶画面を覗きながら「いぃ〜色だなぁ」とホレボレとします。

その後通常の目に戻して岩場を広く視界に入れるともうキレイなヘビギンポは目立たずに岩場に溶け込んでしまいます。

目に入っていても認識していない綺麗な生き物たちがまだまだ沢山いるんだろうなぁ。

だから岩場の表面を目を皿のようにして観察するのでした。

蒔絵のように顔の周りの色が鮮やかなヘビギンポの幼魚
顔の周りの色がスゲー綺麗なヘビギンポ

強風に大雨にミゾレに雷と春の嵐でも底土は潜れました

今日は飛行機が「全便天候調査」がつくくらいに大荒れのお天気でした。

一瞬晴れ間が見えた時もありましたが、大雨や強風で時にミゾレが降るような不安定なお天気。

それでもビーチの底土は潜れたのでよかったな。

それにしても、今年の3月は荒れた日が多いのが気になります。

特に船の欠航につながるほど波が高い荒天が多いです。

夕方の島内防災無線で、今晩の東海汽船の欠航が決まったアナウンスがありました。

こんな3月は初めてかも・・・

テーブルの上で招き猫のポーズの三毛猫
テーブルの上で招き猫

ウミウシの背中の模様を拡大して色々な柄を楽しんでみて

ウミウシはそれ自体でもとても綺麗で魅力的な生き物ですが、触覚や二次鰓などのパーツごとにみてみると更に模様や柄が素晴らしいことに気付かされます。

普段見慣れた パイナップルウミウシの背中の柄もそこだけを拡大して見ていると目が回るような模様が出てきて生き物らしく見えないギャップがあって面白いです。

一見するとこれといった目を引く特徴がなさそうに見えるウミウシでも、一部分を拡大すると思いがけなく綺麗な模様が出てくることがあります。

新しいアート作品を見ているような気持ちになります。

人の中に個性や良さを見つけていくように、全てのウミウシたちの良さも見つけて行きたいな。

アートデザインのように見えるパイナップルウミウシの背中の模様
パイナップルウミウシの背中

気にもしていない場所にハチジョウタツがいました

八重根のアーチではハチジョウタツを探そうとか思うのですが、いるかいないか気にしていない場所でひょっこりハチジョウタツを見つけることがあります。

水中のウネリに合わせてヒョイって浮かんできました。

そこでの探し物はハチジョウタツではなかったので、初めは海藻の千切れたものが動きているだけかと思いましたが、急にウネリに逆らって動きが止まったので「もしかして!」って思ってよーく見てみるとぷっくりしたお腹が見えて長い尻尾も見えたのでタツだぁ〜って認識しました。

普段探さない場所でもいるのがわかると、きっと他の場所でもゴロゴロいつのでは・・・

って思わされます。

水温も安定しているのでもっと色々な場所で見つけて行きたいな。

<気温:16℃ 水温:20℃ 透明度:30m>

アオウミガメと一緒に記念写真撮るダイバー
今日もカメゴロー
海藻に擬態しているハチジョウタツ
海藻に擬態しているハチジョウタツ
カイメンにくっついている小さなトウモンウミコチョウ
チビちゃんがカイメンにくっついていました
お雛様のように並んでいるフリソデエビ
お雛様のように並んでいます

お天気もよく海はギラギラで春を満喫です

八丈島もクラウンも初のゲストさんが東海汽船で到着するので港にお迎え。

お天気もよく海はギラギラで眩しい!

潜るのはヤエネコにGo!

ムムッ、何やらウネリがあるにゃり・・・

少し水中もユレユレだけど、透明度は実測で30m見えています!

カメもゴロゴロカメゴローな海です。

<気温:16℃ 水温:19℃ 透明度:30m>

アオウミガメの食事を観察しているダイバー
お食事風景を観察
赤と白のコントラストが綺麗なクマドリカエルアンコウ
お気に入りの場所から動かないクマケロ
穴から顔を出すアナモリチュウコシオリエビ
もろ出しロボコン
砂地に潜る前の黄色いホシテンス
黄色が綺麗なホシテンスだったなぁ

ハナキンチャクフグの胸鰭はペンで書いたみたい

ハナキンチャクフグの派手な色と模様は水中で見てもとても鮮やか。

ライトを当てるとブルーのドットが更に光ってステキ。

個体が大きくなればなるほど色がくっきり見えるのでなるべく近寄って観察したい生き物です。

毎度「スゲー色だなぁ〜」って感心します。

よくみるとボールペンで書いたような胸鰭!

絵のようにしか見えなかった^^

ハナキンチャクフグの胸鰭がペンで書いたみたい
ムナビレがボールペンで書いたみたい

毎日欠かさず縄張りをパトロールするクロちゃん

多い日は4回とか5回やってくるクロちゃん。

ここで休む場所も色々で、草むらの中で丸くなっていたり、駐車場のコンクリートの上でゴロゴロしてみたり、車の下にいたり・・・

そしてウエイトベストに擬態したり。

近くをハトが通っても知らん顔。

ここでは休んでいる姿しか見ないけど、毎日広い範囲をパトロールしてるんだろうな。

車にだけは轢かれないでほしい・・・

ウエイトベストに擬態している黒猫のクロちゃん
今日もウエイトベストのふり

毎年オーバーホールしていると安全だしいつまでも綺麗

みなさんはレギュレーターのオーバーホールはしっかりやっていますよね。

水中でこの器材に絶対の信頼がないなんて恐ろしくて潜れませんから。

クラウンでは毎年しっかりとレンタルと自分達の使っているレギュレーターは僕がオーバーホールしています。

「じゅ」の数千本は使っているスキューバプロのMK11Tというバランスダイアフラムタイプのレギュレーターも毎年オーバーホールしているので中身はとっても綺麗。

外側の思い出のキズは仕方ないですが、ネジ山の中など塩がこびりついていることもありません。

綺麗な空気は綺麗なレギュレーターの中を通ってきてほしいですよね。

安全のためにも1年から2年ごとのオーバーホールを心がけてください。

内部の部品が新品なのがわかっていると使っていても安心ですよ。

オーバーホールして綺麗なMK11Tの中身
長く使っていてもネジ山の中まで綺麗です
オーバーホールして綺麗なMK11Tの中身
Oリングがへたる前に交換するので部品も傷めず外せます