浅いところはニゴニゴだけど沖に出れば抜けている

気温を見たら17度かぁ・・・なんか寒い・・・

日差しがないだけでかなり違うなぁ。

本当に今年の3月は荒れた日が圧倒的に多いですな。

そしてフリージアもお祭りスタートの段階ですでに満開。

こうしてどんどんと「例年」のお天気が変わっていっていつしかそれが例年になっていくのかなぁ。

「じゅ」たちは底土と八重根に出かけて行きました。

浅いところはニゴニゴだけど、沖に出れば抜けているそうです。

それでも20mと連日のシケがかなり影響してますね。

<気温:17℃ 水温:19.5℃ 透明度:20m>

ネコジタウミウシ
伸びているネコジタ 写真:ゲストさん
水底の砂利に擬態しているキンチャクガニ
キンチャクガニ 写真:ゲストさん
縁の白い模様が綺麗なシンデレラウミウシ
いつ見ても綺麗なシンデレラウミウシ 写真:ゲストさん

大きくて立派なスイジガイは厄除けのお守り

たまに見かける大きなスイジガイ。

底土で大きくて立派なスイジガイを見かけました。

全体の形が漢字の「水」の字に似ているので水字貝ということのようです。

30センチくらいあるのでとても目立ちますし、何より長い突起がかっこいい。

沖縄方面では火除けや魔除けとしてお家の軒先に吊るしたりするようですね。

古くは縄文時代に腕輪に加工してアクササリーとして使っていたらしい・・・

やるな!シャレオツな縄文人。

底土の水底にいた大きなスイジガイ
立派なスイジガイでした

岩場の表面を穴があくほど目を皿のようにして観察する

岩場の表面を穴があくほど目を皿のようにして沢山生き物を見つけようとしている時に、いつも見慣れた生き物が目に入っても岩場の一部かのようにあっという間にスルーしてしまうことがよくあります。

それでもたまにスルーした後にまた改めて観察する時があります。

それはあまりにも色が綺麗だったりした時。

当たり前のように沢山岩場で見かけるヘビギンポですが、当てたライトの角度や個体の大きさでとても発色良くいい色を見せてくれる時があります。

輝く背鰭をピクピクさせながら鮮やかな顔の色を見せつけるようにジリジリと近づいてきます。

その綺麗さに圧倒されながらカメラの液晶画面を覗きながら「いぃ〜色だなぁ」とホレボレとします。

その後通常の目に戻して岩場を広く視界に入れるともうキレイなヘビギンポは目立たずに岩場に溶け込んでしまいます。

目に入っていても認識していない綺麗な生き物たちがまだまだ沢山いるんだろうなぁ。

だから岩場の表面を目を皿のようにして観察するのでした。

蒔絵のように顔の周りの色が鮮やかなヘビギンポの幼魚
顔の周りの色がスゲー綺麗なヘビギンポ

強風に大雨にミゾレに雷と春の嵐でも底土は潜れました

今日は飛行機が「全便天候調査」がつくくらいに大荒れのお天気でした。

一瞬晴れ間が見えた時もありましたが、大雨や強風で時にミゾレが降るような不安定なお天気。

それでもビーチの底土は潜れたのでよかったな。

それにしても、今年の3月は荒れた日が多いのが気になります。

特に船の欠航につながるほど波が高い荒天が多いです。

夕方の島内防災無線で、今晩の東海汽船の欠航が決まったアナウンスがありました。

こんな3月は初めてかも・・・

テーブルの上で招き猫のポーズの三毛猫
テーブルの上で招き猫

ウミウシの背中の模様を拡大して色々な柄を楽しんでみて

ウミウシはそれ自体でもとても綺麗で魅力的な生き物ですが、触覚や二次鰓などのパーツごとにみてみると更に模様や柄が素晴らしいことに気付かされます。

普段見慣れた パイナップルウミウシの背中の柄もそこだけを拡大して見ていると目が回るような模様が出てきて生き物らしく見えないギャップがあって面白いです。

一見するとこれといった目を引く特徴がなさそうに見えるウミウシでも、一部分を拡大すると思いがけなく綺麗な模様が出てくることがあります。

新しいアート作品を見ているような気持ちになります。

人の中に個性や良さを見つけていくように、全てのウミウシたちの良さも見つけて行きたいな。

アートデザインのように見えるパイナップルウミウシの背中の模様
パイナップルウミウシの背中

気にもしていない場所にハチジョウタツがいました

八重根のアーチではハチジョウタツを探そうとか思うのですが、いるかいないか気にしていない場所でひょっこりハチジョウタツを見つけることがあります。

水中のウネリに合わせてヒョイって浮かんできました。

そこでの探し物はハチジョウタツではなかったので、初めは海藻の千切れたものが動きているだけかと思いましたが、急にウネリに逆らって動きが止まったので「もしかして!」って思ってよーく見てみるとぷっくりしたお腹が見えて長い尻尾も見えたのでタツだぁ〜って認識しました。

普段探さない場所でもいるのがわかると、きっと他の場所でもゴロゴロいつのでは・・・

って思わされます。

水温も安定しているのでもっと色々な場所で見つけて行きたいな。

<気温:16℃ 水温:20℃ 透明度:30m>

アオウミガメと一緒に記念写真撮るダイバー
今日もカメゴロー
海藻に擬態しているハチジョウタツ
海藻に擬態しているハチジョウタツ
カイメンにくっついている小さなトウモンウミコチョウ
チビちゃんがカイメンにくっついていました
お雛様のように並んでいるフリソデエビ
お雛様のように並んでいます

お天気もよく海はギラギラで春を満喫です

八丈島もクラウンも初のゲストさんが東海汽船で到着するので港にお迎え。

お天気もよく海はギラギラで眩しい!

潜るのはヤエネコにGo!

ムムッ、何やらウネリがあるにゃり・・・

少し水中もユレユレだけど、透明度は実測で30m見えています!

カメもゴロゴロカメゴローな海です。

<気温:16℃ 水温:19℃ 透明度:30m>

アオウミガメの食事を観察しているダイバー
お食事風景を観察
赤と白のコントラストが綺麗なクマドリカエルアンコウ
お気に入りの場所から動かないクマケロ
穴から顔を出すアナモリチュウコシオリエビ
もろ出しロボコン
砂地に潜る前の黄色いホシテンス
黄色が綺麗なホシテンスだったなぁ

ハナキンチャクフグの胸鰭はペンで書いたみたい

ハナキンチャクフグの派手な色と模様は水中で見てもとても鮮やか。

ライトを当てるとブルーのドットが更に光ってステキ。

個体が大きくなればなるほど色がくっきり見えるのでなるべく近寄って観察したい生き物です。

毎度「スゲー色だなぁ〜」って感心します。

よくみるとボールペンで書いたような胸鰭!

絵のようにしか見えなかった^^

ハナキンチャクフグの胸鰭がペンで書いたみたい
ムナビレがボールペンで書いたみたい

毎日欠かさず縄張りをパトロールするクロちゃん

多い日は4回とか5回やってくるクロちゃん。

ここで休む場所も色々で、草むらの中で丸くなっていたり、駐車場のコンクリートの上でゴロゴロしてみたり、車の下にいたり・・・

そしてウエイトベストに擬態したり。

近くをハトが通っても知らん顔。

ここでは休んでいる姿しか見ないけど、毎日広い範囲をパトロールしてるんだろうな。

車にだけは轢かれないでほしい・・・

ウエイトベストに擬態している黒猫のクロちゃん
今日もウエイトベストのふり

毎年オーバーホールしていると安全だしいつまでも綺麗

みなさんはレギュレーターのオーバーホールはしっかりやっていますよね。

水中でこの器材に絶対の信頼がないなんて恐ろしくて潜れませんから。

クラウンでは毎年しっかりとレンタルと自分達の使っているレギュレーターは僕がオーバーホールしています。

「じゅ」の数千本は使っているスキューバプロのMK11Tというバランスダイアフラムタイプのレギュレーターも毎年オーバーホールしているので中身はとっても綺麗。

外側の思い出のキズは仕方ないですが、ネジ山の中など塩がこびりついていることもありません。

綺麗な空気は綺麗なレギュレーターの中を通ってきてほしいですよね。

安全のためにも1年から2年ごとのオーバーホールを心がけてください。

内部の部品が新品なのがわかっていると使っていても安心ですよ。

オーバーホールして綺麗なMK11Tの中身
長く使っていてもネジ山の中まで綺麗です
オーバーホールして綺麗なMK11Tの中身
Oリングがへたる前に交換するので部品も傷めず外せます

青光りしているヒラワツナギソウに魅了される

海藻の時期は冬がメインです。

年中生えている海藻もありますが、冬は海藻の種類も増えて色とりどりです。

海藻の中には太陽の光を浴びて青光りしている綺麗な種類があります。

ライトを当てても綺麗でいいですね。

ヒラワツナギソウも青光りする種類の一つで、近づいてドアップで観察すると更にキラキラに魅了されます。

なんて綺麗な色をしているんだ!

海藻にしておくのは勿体無い!

じゃぁ何にしてあげたらいいのか・・・

キラキラと青光りしているヒラワツナギソウ
見事なキラキラ具合のヒラワツナギソウ

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振り向くとニノ根の上を大きな黒いクジラの背中が移動中

ナズマドが静か。

クジラ狙いで行きましたが、今回も海から上がってきて振り向いたらニノ根の先あたりを大きな黒いクジラの背中が移動中。

しかも大越のあたりにも大きな背中を出して別のペアが移動中・・・

この光景以前に見たような・・・先月とまるでデジャヴです。

あと1時間遅く入ればニノ根の上をクジラが通過するのをドンピシャで見れたかも。

何もかもがカモカモカモ・・・・・

<気温:15℃ 水温:20.4℃ 透明度:20m>

ミドリイシサンゴの隙間に隠れているカエルウオ
まつ毛が可愛いカエルウオ
サンゴの穴に住んでいるニシキカンザシヤドカリ
ミラーボールの目が素敵なニシキカンザシヤドカリ

クビナシアケウスの目が小さすぎてすごい分かりにくい

昨日は台風のような荒れ方だった海が収まらずに潜れなかったけど、今日は何とか、何とか、何とか潜れるまでになりました。

見た目の海よりも水中のウネリはまだ強く、一箇所にじっとするには体が右左に振られて大変だったけど移動はスクーターでスイスイ楽ちんなのでウネリは気にならず。

こんな春の日もありますな。

根の亀裂にクビナシアケウスを発見。

ん??カニじゃなくコケムシか??

クビナシアケウスかと思ったらジュズツナギコケムシやナギサコケムシだったりしたことがよくあります。

クビナシアケウスは目が小さすぎてどれが目なのかとても分かりにくい。

今回もコケムシの塊の中から小さなカニの目を探します。

あったぁ〜!

このフサフサはコケムシじゃなくてクビナシアケウスだ。

ライト当ててたら少し動いたのでやっぱりカニが^^

<気温:8℃ 水温:20℃ 透明度:15m>

コケムシの仲間を体に着けて擬態しているクビナシアケウス
クビナシアケウスの目はどこでしょう?
目の周りの光るブルーのラインが綺麗なアマミスズメダイの幼魚
ウネリに揺れながらのアマミスズメダイの幼魚
岩の亀裂に逆さまになっているフリソデエビ
ご飯持っていないフリソデエビ

冬場に幼魚を見ることが増えているように感じます

ここ数年、冷水塊が寄ってくることがほとんどなくなったなぁ。

おかげで冬でも色々と幼魚を見られることが増えているように感じます。

寒さで弱らないので生き残る数も増えるということでしょうか・・・

水温の変化で生き物の数が調整されている面があるとすれば、この先今までと違う変化が現れてくんでしょうね。

海の中が賑やかになることはいいことですが、自然界の中でそれがいいのかどうか分かりません。

でも結局は自然の世界はいつだって「なるようになる」世界です。

あるものを受け入れていきましょう。

岩場に隠れているレンテンヤッコの幼魚
冬でもレンテンヤッコのチビちゃん

<気温:00℃ 水温:00℃ 透明度:00m>

ムラサキハナヅタを見ると探すセンジュミノウミウシ

雨の多い2月ですこと・・・

でもちゃんと一便は到着してよかったな。

先日から使い始めた耳カバーだけど、色々な使い方を失敗も繰り返しながらやっていくうちに段々と水が入らない本来の商品のスペックを維持できるようになりました。

鼓膜が濡れないダイビングがあたりまえになってきました。

以前ほど大量には発生していないですが、ムラサキハナヅタのサンゴの横を通る時には必ずいるかどうか探すウミウシがいます。

そのウミウシはセンジュミノウミウシ。

地味ですよ、かなり。

ミノの数が多く、ふっくらしています。

あまりにふっくらしすぎているので、住んでいるサンゴのポリプにはあまり似ていません。

擬態しているつもりはないのかもしれませんがポリプの触手の太さが太すぎてウミウシが目立ってしまいます。

返って大量のセンジュミノウミウシだけで集まっている方がサンゴのポリプの集合体に見えて擬態できてるかも。

この先の進化でサンゴに似せてウミウシのミノが細くなっていくことってあるのだろうか・・・

<気温:14℃ 水温:20℃ 透明度:30m>

ムラサキハナヅタの中で擬態しているセンジュミノウミウシ
擬態しているけど、ミノが太すぎて目立ってしまう
大きな真っ赤なオオイソバナを観察するダイバー
オオイソバナの中を観察
ハタゴイソギンチャクの横にいるイソギンチャクモエビ
イソギンチャクモエビ

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