ハンマーヘッドはイルカかと間違えるほど大きかったなぁ

今日で2月も終わりなんですね。

もう今年の1/6が過ぎてしまいました・・・はやっ

ナズマドはとっても静かで、海もギラギラ!

小潮なので流れもほとんどなく、スクーターで沖までスイスイでした。

クジラの声は聞こえるものの、距離は遠そうでした。

器材の準備をしてエントリーするまで海を見ていましたが、クジラの気配なし^^;

ならば水底に集中しても平気かな、と思っていたのがマズかった・・・

毎度学習しないなぁ・・・

水底を観察している時に、また後ろを通過されました(>_<)

振り向いた時には後ろ姿が見えたのですが、あまりに大きくてイルカかと思っちゃいました。

すごい太ったハンマーが三匹、静かに通過して行きました。

あと30病早く顔を上げていたら・・(>_<)

あぁあ、またやっちゃった。

太ったハンマー撮りたかったなぁ。

<気温:16℃ 水温:18.8℃ 透明度:25-30m>

群れで固まっているツバメウオ
ずっと同じところにいます
仲良くサンゴを食べているユウゼンのペア
ユウゼンはいつも仲良くペア

八重根にいたマダラトビエイは瞬間移動のマジックのように速かった

昨日の波はかなり収まった八重根。

雨もついでに上がって、ヤエネコたちも海辺に出てきました。

「じゅ」も見たって言ってたけど、八重根のアーチの上でかっこいいマダラトビエイがホバリングしていることがあるんです。

その場所がお気に入りなのか・・・

そして今日はもっと内側に入ってきていて、食べ物を探していたのか根の間の砂地にいたんです。

背中のたくさんの白いドットのエイが水底にいることをイメージしていないので、見かけた時はちょっと不思議な感じでした。

見たことある柄、図鑑で見るエイでしょ?んっ?ここで?

すぐに八重根のアーチの上でホバリングしていた時の映像が頭に浮かんで「あぁ久々のマダラトビエイだ」って納得できました。

頻繁に見かけない生き物を見ると一瞬止まりますね、動きも思考も。

その後はマダラトビエイらしくビュンッって一気に瞬間移動でいなくなりました。

また気にしていたら見られるかな。

まずはアーチに近づいてきたら、上の方に視線を持っていこう。

<気温:10℃ 水温:18.6℃ 透明度:25-30m>

紫色のグラデーションが綺麗なシンデレラウミウシ
ゲストフォト:シンデレラ
黄色が目立つコガネキュウセン
ゲストフォト:黄色が目立つコガネキュウセン
外套膜が綺麗なコンシボリガイ
ゲストフォト:最近出歩いているのことが多いコンシボリ
岩場から顔を出しているコケギンポ
ゲストフォト:コケギンポの仲間

ニセモチノウオを見るとメガネモチノウオが浮かんでくる

サンゴの間をチョロチョロ動いてなかなかゆっくり観察できないニセモチノウオ。

小さいながらも体の色がとてもキレイで、ライトを当てると映えるお魚です。

ベラの仲間でモチノウオ亜科・・・ということは・・

あの大きなナポレオンフィッシュと同じグループ。

小さくてよく動くニセモチノウオを見ながら、頭の中には大きなプックリした口のナポレオンが浮かんでいます。

毎回です。

サンゴの中に隠れているニセモチノウオのペア
ニセモチノウオのペア

猫の日ですよって近所のネコが知らせにきました

222(ニャン・ニャン・ニャン)ということで、今日は猫の日ですってね。

それを知らせに?近所のネコちゃんがパトロールついでに顔を見せにきました^^

尻尾が少し白い茶トラは以前お店の中まで入ってきてた子です。

今日はエアコンつけて閉まっていたので、入れないのが不満かな?

黒白の方はいつもの決まったパトロールのコースでお店の駐車場を横切って干し場の隙間から下に歩いて行きました。

その他にも真っ黒の「じゅ」のフロートで爪とぎする子は今日は会えなかったな。

キジトラも見かけることがあるので、クラウンの周りには4匹の地域ネコが徘徊しています。

みんな個性があって可愛いです。

ゴミ箱の前で家に入りたそうにしているチャトラの地域猫
入れてもらいたいのかな?
パトロールをしている黒白の地域猫
我が家のパトロールは終了で次の家に行きました
草むらの影で昼寝をしている八重根の地域猫
日差したっぷりで昼寝している推しのミケちゃん
風を避けながら草むらで昼寝をしている三毛猫
風も避けられるから静かに寝られるみたい

ヒオドシユビウミウシの食事は焼き鳥を食べてるみたい

今日はクラウン2回目のゲストさんと初めてゲストさんでした。

お帰りなさいと初めまして^^

八重根のアーチに逆さまにくっついてるヒオドシユビウミウシを観察。

大きく広げた口の間にご飯のコケムシを挟んで食べている姿は、咥えた焼き鳥の串を横に引っ張って食べてる人にしか見えなかった^^;

とても美味しそうに食べますね。

食リポもできるのかな?

<気温:11℃ 水温:19℃ 透明度:25-30m>

焼き鳥の串を咥えて食べているように見えるヒオドシユビウミウシ
焼き鳥食べてるみたいなヒオドシユビウミウシ
よく動いてせわしないノドグロベラの幼魚
ノドグロベラのちびちゃんもいました

パンダのシャンシャンが中国に旅立つんですってね

ここ数日のニュースでよく上野のパンダ、シャンシャンが登場しています。

とうとう明日、成田空港から中国に向かって旅立つんですね。

上野で生まれたので中国の雰囲気はまったくわからないですからストレスとかあるんでしょうね。

住み慣れた場所からいきなり狭い檻に入れられてさぞかしドキドキしていることでしょう。

あちらの環境がとてもいいものであることを願わずにはいられません。

頑張れシャンシャン!

向こうでもパンダ団子ってもらえるのかな・・・

海綿の上を歩いているパンダツノウミウシ
旅立つシャンシャンを思って

トウモンウミコチョウの素敵な模様はなんのため?

ウミコチョウの仲間の中でも柄が見事なトウモンウミコチョウ。

柄や色には色々な意味があるけど、この模様にはどんな意味があるんだろう・・・

ヒラヒラしたカイメンの上でよく見かけるので、擬態にはなっていないけど、このカイメンに辿り着くまでの間、地面の色々な生き物の中を歩いてくるにはとても良い擬態なんでしょうね。

一度カイメンから降りてしまうともう見つけられない^^;

1センチ以下の小さなトウモンウミコチョウでも、カイメンの上にいてくれると見つけやすいので助かります。

まだ小さなトウモンウミコチョウ
カイメンの上にいるトウモンウミコチョウ

ドライスーツにダイブコンピューターデビューおめでとう

今日はとっても気温が高くてポカポカ。

透明度も素晴らしく、余裕で30m以上ありますね。

八重根ではとても大きなクジラの声が聞こえていました。

今まで聞いたことのないような低いドラムのような声も。

かなり近くにいるように思ってしまうのはいつものことですが、どうやらその後に水中でクジラに遭遇できたガイドさんがいたみたいです(泣)

ウラヤマピー(>_<)

ウラヤマピーと言えば、いつも一緒に潜っているゲストさんたちが揃っておNEWのドライスーツとダイブコンピューターのデビューでした!

スーツの色を悩んだりしていた時も楽しかったな^^

そして実際に出来上がってきたスーツはカラーシュミレーションで見た時よりもステキ。

これからたくさん一緒に潜る相棒ができましたね。

<気温:18℃ 水温:18.8℃ 透明度:30-40m>

ドライスーツを披露しているダイバー
マイドライスーツデビューです
アデヤカイボウミウシ
アデヤカイボウミウシ
ブルーのラインが綺麗なアマミスズメダイの幼魚
アマミのちびちゃん
エラがアロエに似ているウミウシ
アロエみたいな二次鰓
貝殻の赤いラインが綺麗なベニシボリ
歩くのが早いベニシボリ
ヒラヒラしているハダカハオコゼ
ハダカハオコゼ
フサフサが綺麗なコヤナギウミウシ
キラキラコヤナギ
海藻につかまるハチジョウタツ
元気にしていました
日差しが強く穏やかな八重根の海
5月みたいにポカポカよ

バレンタインに似合うウミウシと言ったらシロタエかな

色にはいろんなイメージが湧いて来ますが、個人的には例えばオオアカホシサンゴガニを見るとお正月やクリスマスを連想します。

赤と色のカラーリングが僕の中ではクリスマスっぽい。

他にもウミウシだとミナミヒロ、アデヤカミノ、ミカドのチビちゃんなどもクリスマスをイメージさせる仲間です。

今日はバレンタインですが、それをイメージさせるウミウシもいます。

これまた個人的な感想ですが、シロタエイロウミウシがそれです。

背中のハートマークがくっきりした個体にバレンタインデーを連想します。

シロタエイロウミウシがチョコレートのように茶色だったらカンペキなのかな?

やっぱり白いままの方がいいみたい。

シロタエイロウミウシを茶色にして見ました
チョコの色にしたら尚更いいってこともなさそう・・・

カタツムリを見るとニューカレドニアのイルデパン島を思い出します

水中でウミウシを見て楽しめているので、お店の周りに歩いているカタツムリだって楽しく観察しています。

気がつくと壁を登っていたり、お店の中に入ろうとしていたり。

ドライスーツを登っていたこともありました。

何種類かいるようですが、真っ黒のカタツムリを見かけました。

多く見かける薄い茶色の貝を背負っていません。

貝殻が不完全のような気もしますし。

でもなんだカッコイイ柄だなぁ。

陸上にいるウミウシみたいだと思ったいたら、カタツムリも雌雄同体ですって。

しかも自分の卵子と精子で受精できるんですって。

でもその卵から生まれたカタツムリは長生きしないらしい。

なので、ウミウシみたいにお互いに精子を交換するのが普通みたい。

ウミウシとカタツムリは水面という境界を挟んでお互いに似たような生態してるんですね。

そしてカタツムリを見て思い出すのは、以前ニューカレドニアのイルデパン島で食べたエスカルゴ。

島から持ち出し禁止になっているとても貴重なカタツムリって言われたので、緊張して味なんて覚えてないなぁ・・・美味しかったんだよね、きっと。

黒いカタツムリ
黒くてかっこいいし、殻の模様がとてもクールよ!

八重根の湾内には7匹のカメが集まっていました

今日もお店から八重根の海を見ていたら、クジラのブローと背中が見えました。

肉眼でも見えるのですが、更に双眼鏡で覗いたら、親子のクジラが並んで泳いでいるのが大きく見えました。

でもってヤエネコに潜りに行きました。

潜降した湾の中ですでに視界には7匹のカメがいました!

みんなそれぞれに食事中です。

一度に7匹を見るのは初めてじゃないかな・・・

とても平和で安心できる環境なんだなぁと、八重根の素晴らしさを再確認しました。

カメたちが食べている岩場の海藻の上には沢山のマキエホテイヨコエビが飛び跳ねています。

時々カメの口の中にも入っているのかな??

<気温:13℃ 水温:19℃ 透明度:30m>

八重根の湾内に集まっていた7匹のアオウミガメ
全部で7匹のカメが周りにいました
アオモグサの上にいるマキエホテイヨコエビ
アオモグサの上をぴょんぴょん跳ねています
ピンクカバと言われているブドウガイの仲間
ブドウガイの仲間でポチ目

フサマツカサウミウシはステキな色と形をしていました

2月に入っても海が静かな時はあります。

決して多くはないけれど。

そんな数少ない静かな海が続いています。

お昼からナズマドに「じゅ」と様子を見に行って来ました。

小島の方までずっと水面はフラットで、潮目もなくあまりに静か。

エキジトロープがなくても出入りできる静かさで、とても2月の海とは思えません。

見える範囲にクジラのブローが全くなく、雰囲気はゼロです。

これはこれで寝付きの生き物に集中できてよかったかな(半分は負け惜しみですけど^^;)。

水中ではかすかにクジラの声は聞こえて来ましたが、これだけ流れがなければ近づいてくる気配もありません。

ニノ根の先で静かな海を味わいながら手元の海藻に小さなウミウシが乗っていました。

見たかった生き物は15mくらいの大きさだったけど、写真を撮ったのは1センチくらいのフサマツカサウミウシでした。

ツノも可愛らしい形だし、マツカサの色もグラデーションでとてもキレイでした。

大きくても小さくても生き物はみんな可愛いです。

<気温:16℃ 水温:19℃ 透明度:30m>

紅藻の上を歩いている背中のボツボツが綺麗なフサマツカサウミウシ
フサマツカサウミウシ
背中の黄色いラインが鮮やかなタカベの群れ
タカベだけじゃなくてウメイロモドキも見られます
水面近くで集まっているツバメウオの群れ
昨年からずっと同じ場所にかたまっています
いつもペアで泳いでいる八丈島を代表する魚ユウゼン
ナズマドと言えばユウゼン。7匹くらい集まっていました
湖のように静かなナズマド
湖のように静かなナズマド

地味なボディの中に隠れているちょっとしたキレイな色が良かったりする

ウミウシたちは基本的には色がキレイで鮮やかな種類が多いですよね。

形も色々とユニークですが、配色やデザイン性が素晴らしいです。

そんな派手なウミウシたちは、よく目が向けられますし写真にも撮ってもらえる人気者です。

どちらかと言えば色や模様が地味なタイプのウミウシたちは、認識してもらえるものの、その後カメラを向けてもらえな買ったりします。

取るに足らない、ならぬ”撮るに”足らない・・・

本人は周りに見つからないように地味にしているので、身を守る手段を「地味」と言われても・・・って思っているかもしれませんね。

それでもどこかウミウシ感を出そうとしてちょっとだけ派手な部分を残していたりします。

ムカデミノウミウシの背中のラインに沿った鮮やかなブルー、クロスジアメフラシのボディに散りばめられた水色の点、ミヤコウミウシのボディにもいくつものブルーの点。

その小さな点々があるおかげで、もう地味なんて言わせません。

背中のターコイズブルーの点々がキレイなムカデミノウミウシ
ミノに隠れたブルーの点々が鮮やか