セナキルリスズメダイ

荒れてくる前に八重根に入りましょう。

ウミコチョウの捜索が続いています。数日前に見かけた個体はもう姿を消していて、それに代わって別の個体が見られているということはやはり増えてきているんですね。

スズメダイの仲間も小さいのが増えてきて、セナキルリスズメダイもサンゴの隙間から出たり入ったり忙しく動いています。小さいセナキでも顔つきは立派な大人。目つきが鋭くて、どことなくアオウミガメの目つきに似ている・・・と見るたびに思っています。

<気温:22℃ 水温:21℃ 透明度:25m>

子供のセナキルリスズメダイ
セナキルリスズメダイ
魚の群れの中にいるテンクロスジギンポ
人一倍動きが良かったテンクロスジギンポ
台風で死んでしまったベニシボリガイのぬけがら
この前の台風をやり過ごせなかったか・・・合掌

八重根が回復しました

昨日の低気圧の強い風が南側を荒らしてしまいましたが、今日は午後からなんとか八重根が回復しました。

ドライスーツを着て底土の防波堤を往復するのが暑くて辛い季節になってきました^^;

エントリーまで歩く距離が短いナズマドや八重根は助かります^^

早くウェットスーツになりたいな。

<気温:21℃ 水温:21℃ 透明度:20-25m>

ウネリが取れて静かになった八重根の水面
ようやく静かになってくれた八重根

ウミコチョウには当てはめるのは無理ですね

ヤエネコ行ってきました。

台風で潜れなかったので、色々と安否確認と思いましたが、ウミコチョウ狙いにしました。

一匹見たら百匹いると思え。

なんか違う生き物に対しての言葉だったと思うのですが、ウミコチョウにも当てはめてみようかと^^;

結果100匹どころか2匹だけしか見つからず。それでも大きさが3ミリくらいなので、見つけた瞬間が本当に楽しくて次々と探したくなります。

一つは模様でクロフチウミコチョウとわかりましたが、もう一つが小さすぎてはっきり模様が分からずですが、多分キマダラウミコチョウになるんだろうなぁ。

こんな小さい物同士が広い海の中でそのうちに出会うんですからすごいですよね。

ワンちゃんのようなすごい嗅覚なんでしょうね。

<気温:21℃ 水温:21℃ 透明度:25m>

ゴツゴツの水底を歩くクロフチウミコチョウ
クロフチウミコチョウ
小さすぎて模様がよく判別できないキマダラウミコチョウ
キマダラウミコチョウになるんだろうなぁ
青く光るアマミスズメダイの幼魚
たくさんいて嬉しいアマミスズメダイの幼魚
海藻によじ登った後に降りてくるゾウゲイロウミウシ
よじ登ったあと、降りてくるゾウゲイロウミウシ

ナズマドのユウゼン玉

お早い台風1号にやられましたが、今日はなんとかナズマドも出入りが容易にできるまで回復しました。今日が土曜日だったらよかったのに・・・

深ーい深ーい場所ではユウゼンが玉になっているみたいで、早く浅い方に上がってきてほしいところです^^

浅い方だってキホシスズメの数もまとまってきているので、そのうち大きく産卵してくれればその匂いを嗅ぎつけてユウゼンたちが上がってきてくれることでしょう。

それがちょうどゴールデンウィークあたりか・・・うふっ

早くユウゼン玉に囲まれたい(>_<)

<気温:20℃ 水温:21℃ 透明度:25m>

体の模様を変化させられるホウセキキントキ
いくつかの柄を持っているけど、この柄が好き^^
1センチくらいのダイアナウミウシの幼体
今日のダイアナウミウシもちっちゃかったな
ゾウゲイロウミウシとシンデレラウミウシ
一緒にご飯食べましょう〜
タテジマキンチャクダイの幼魚の顔のアップ
いい顔してますね、幼魚の時も

いつまでもキレイなレギュレーターでいるためには

物は大事に使うものだ。ダイビングは昔からそんな考え方があるように思います。生き物に優しく、なるべく環境に負荷をかけないように、持続可能な物と環境で遊びましょうっていうのがダイビングですからね。

今日オーバーホールしたレギュレーターも20年くらい使っていただいてますが、とってもキレイです^^

外側は長年の思い出の傷が色々つきますが、中身はいつまでも新品みたいで、とても20年使っているとは思えない綺麗さです。これは購入当初からしっかりメンテナンスしている証拠です。

さんざん使った後に始めてオーバーホールするレギュレーターは中身も塩がまわっていて青さびが出てしまっていることが多いです。理想的には使用頻度に関わらず1〜2年のサイクルでメンテナンスすることが大事ですね。

水の中ではこの器材が自分の命を守ってくれているので、決して粗末に扱ってはいけません。

中身を見ることがほとんどないので、自分のレギュレーターが汚れているのか問題ないのか判断が難しいと思います。

そんな時はダストキャップを外してフィルターを覗いてみてください。青サビがついていたらもうオーバーホールしたほうがいいかもしれませんよ。

これから日本は本格的なダイビングシーズンに入ります。その前にぜひご確認を。

20年使っていてもちゃんとオーバーホールしていれば中身はいつまでも新品同様にキレイ
20年使ってもこんなにキレイなレギュレーターの中身
ダイビング器材のレギュレーターの分解した部品
チャンバーの中もとってもキレイ!

ハチジョウタツの安否確認できました

今日も暑い!体感温度は30度なんだけど、実際には23度^^;

今からこれじゃ夏本番が思いやられます・・・と言いながら太陽は好き^^

八重根にうっすらと台風のウネリが入ってきましたね。そして懐かしい軽石もちょこっと確認できました。

水温は21度で透明度も今日は30mあり、いい感じです。

ハチジョウタツの安否確認をしようと水底に降りたら、まずキンキラのコヤナギウミウシが目に入り、そちらを撮っていたら、その先にふーーーーっと動くものが。

かなり大きくなったハチジョウタツが目の前に出てきてくれました。

僕は探す手間が省けて助かりましたよ^^

オレンジケロちゃんも見事に海藻の下に隠れていましたが、エスカをフリフリしていたので僕に見つかってしまいましたね^^;

沖ではシマアジの集団が仲良く横切っていきました。

<気温:23℃ 水温:21℃ 透明度:30m>

金色が可愛いキヤナギウミウシ
キンキラキンのコヤナギウミウシ
海藻に尻尾を絡めるハチジョウタツ
ハチジョウタツ
海藻に隠れるイロカエルアンコウ
イロカエルアンコウ
ハナゴイの集団
ハナゴイ

夏のようなお天気の中でカメの観察

毎日ピーカンで本当に嬉しいのですが、あまり晴れが続くとそれに甘えてしまっていけませんね。次にやってくる雨がにくらしい>_<

ということで暑くて夏のようなお天気が一番です!それでも気温が20度しかないなんて・・・ウソでしょ!体感気温28度^^;

今日も体験ダイビングでカメに会ってきました^^

もぐもぐと海藻を食べるシーンを間近でみられて感動です。

アマミスズメダイのちびちゃんも本格的に増えてきましたね。幼魚ラッシュだ!

<気温:20℃ 水温:21℃ 透明度:25m>

海藻を食べているカメを間近で観察しているダイバー
海藻を食べているカメを近くで観察していました

カメと一緒に体験ダイビング

毎日よく晴れてくれて嬉しすぎます^^

雨が続く日のために晴れの日をとっておきたいくらいです。

海もどんどん静かになっていきますね。

八重根の体験ダイビングでは何度も触れそうな距離までカメと一緒に泳げたので楽しかったようです。

お友達仲間でのダイビングでしたが、それぞれに水の密度に苦労しながらも自由に動いていて、みているこちらも楽しかったです^^

ぜひ今年の夏に本格的にダイビング始めてくれたら嬉しいな。

<気温:22℃ 水温:21℃ 透明度:25m>

お友達と一緒に体験ダイビング行くよ
仲良し3人組でした^^
カメが近くに見れるのでびっくりしているダイバー
カメが近くてびっくり!
カメと一緒に泳いでいる体験ダイビングのお客様
カメと一緒に泳げました

クビアカハゼとコシジロテッポウエビ

今日はよく晴れて夏を思わせるお天気の八丈島。おかげで日焼けがススム君でした^^

あと少しで夏至になってしまうので、日差しのある日は大事にしないといけませんね。

今日のナズマドはチョビ波でしたが水温もちょび高くてよかったな。

クビアカハゼとコシジロテッポウエビの巣穴を観察していました。

穴の外で監視をしているはずのハゼはやっている感を出してはいるだけで実際はサボっている感じで、逆に巣穴の中の砂をかき出す仕事のエビの方が、周りのことを気にして止まったり動いたりしていました。ハゼからはゴーサインやストップサインを出していないので、エビが自ら気にしなければいけない状況。ハゼちゃんとして(>_<)

<気温:21℃ 水温:21℃ 透明度:20m>

クビアカハゼと一緒の巣穴に住んでいるコシジロテッポウエビ
クビアカハゼとコシジロテッポウエビ
コケムシに乗るヒブサミノウミウシ
ヒブサミノウミウシ
岩の隙間に隠れているアマミスズメダイの幼魚
いろんなところにアマミスズメダイ

ウミコチョウ祭り始まるか?

今日は風が弱く八重根はとっても静かでした。

ウミコチョウが出てきたようなので確認しに行ってきました。

確認できたのは1ひきだけでしたが、確かに昨年と同じエリアを歩いてました。

砂に半潜りする前に写真撮れてよかったな^^;

あと1分遅かったらオケツだけしか見れなかった・・・

ほかにもワライヤドリエビも久しぶりに安否確認できました。

湾内のベニシボリガイもしっかり豊作で、卵も本人も安定して数がいますね。

今日の個体は背中がとってもキレイな貝で、ボディは薄い水色のガラスのお皿みたいで可愛かったな^^

<気温:19℃ 水温:20℃ 透明度:20-25m>

大きさ僅か3ミリのキイロウミコチョウ
今年も出てきましたキイロウミコチョウ
ハナガタサンゴの中に擬態して住んでいるワライヤドリエビのメス
ハナガタサンゴの中のワライヤドリエビ
ベニシボリガイのボディは透き通ったガラスのお皿みたいでキレイです
ボディがガラスのお皿みたいでキレイなベニシボリガイ

サビウツボの可愛さ

八丈島の水中で見られるウツボは色々いますが、中でも一番好きなのはクモウツボです。

黄色い鼻がかわいいのと、少し丸まった顔先もウツボの怖いイメージを和らげてくれます。

そのほかにはポチ目がボタンみたいでかわいいサビウツボ。

大きくもないのでウツボが苦手というダイバーが出会ってもあまり怖がられないタイプ。

スクーターを降ろした場所がサビウツボの家の前だったらしく、しばらくして戻ってきた時にサビウツボがスクーターのグリップに鼻先を寄せてツンツンやってました。

家の前にやってきた珍入者にご挨拶していたみたいです。

サビウツボの家の前に置かれた水中スクーターに鼻先をツンツン近づけている様子
サビウツボがスクーターのグリップにご挨拶してました

ユウゼン玉の季節はもうすぐ

「春に三日の晴れなし」というように変わりやすいお天気で、それと同じく海況も変わりやすいです。

それでも冬に比べてナズマドに入れる日がだんだんと増えてきていることを実感しています。

水中で春を感じるシーンには色々ありますが、例えば八重根ではハマフエフキダイにシマアジのチビちゃんが数匹くっついて一緒に泳いでいたり、アオリイカが産卵を始めたり、それから冬が終わったことを感じるのにウチワザメを見かけなくなったり。

ナズマドではキホシスズメダイの数がかなり増えてきていて、この先一斉に産卵した時の水底の白濁りを思い出します^^

ニザダイやメジナたちが群れ始めて、その中にユウゼンが少し群れに混じって泳ぎ、次第に自分達だけの群れを作ります。

ユウゼン玉の完成です。

早ければ4月の後半にも玉になり始める兆しが現れるのではないかと期待しています^^

ナズマドでユウゼンのペアを観察しているダイバー
今はまだペアでいることが多いユウゼン

タイガーシャーク見ちゃった

今日のナズマドは日差しもあって日焼けができてよかったな^^

海はとっても静かで、それほど流れも強くない中で水中スクーターだったから移動も楽々。

ハンマーヘッドやイルカ、そしてザトウクジラのどれでもいいから会いたいなぁと思っていたら、タイガーシャーク(イタチザメ)見ちゃいました。

背鰭に何匹もお魚をくっつけてゆるい潮に乗りながら移動する姿を見れました。

シマシマの模様もしっかり確認できました^^

全体的に魚たちの動きが良く、これから生き物の観察には楽しい季節がやってきます!

まずはスズメダイに産卵してもらって、ユウゼンの玉を見たいですね。

ゴールデンウィーク頃に見れるかなぁ。

<気温:15℃ 水温:20℃ 透明度:20-25m>

ナズマドの穏やかな水面に浮いているダイバー
流されているわけではありません。穏やかな水面です^^
大きさ数ミリのツノウミウシ
ちっちゃかったな、ツノウミウシ
キンギョハナダイの中に混じるカシワハナダイ
キンギョハナダイに混じるカシワハナダイ
オレンジカイメンに寄りかかって休んでいるユカタハタ
ユカタハタが乗っているカイメンがヨギボーに見えてくる
海面の上でこちらを見ているベンケイハゼ
ベンケイハゼ

イタボヤとカエルアンコウ

イロカエルアンコウがカイメンの仲間に擬態したりホヤの仲間に擬態したりするのは、それぞれの生き物の形や色をどのように感知して似せるのでしょうか?

それなりに長い時間をかけて進化してきたのかな。

擬態される方のカイメンやホヤはとてもキレイで、僕にとっては大好きな生き物です。

カイメンやホヤに似せようと思い、長い年月で実際にそうなっていくのがスゴイ!

思えば通じる!忍耐ですね^^

もしかして僕もあの俳優さんの顔に似せようと思い続けたら・・・ムムッ

イロカエルアンコウが擬態するイタボヤの仲間。星型の模様がとても綺麗です。
群体の形によっては、本物のカエルアンコウかと間違えそうになります

キサンゴの中のサンゴガニは卵もち母さん

今日もぐずついたお天気でしたので、一昨日の晴れにしっかり日焼けができたのはよかった^^

ファスナーメイトのお誘いがあったのでナズマド入ってきました。

クジラの声も雰囲気も全くなかったのですが、流れもほとんどなく、しかもスクーターですからどこでも安心して水底に集中できたのはよかったです。

久しぶりにルリハタも見かけて、ナズマドっぽいなぁと実感。

タコも交接していて、サンゴガニもプチプチした卵をたくさん抱えていました。

水中の生き物たちも春を表現していますね。

<気温:20℃ 水温:20℃ 透明度:20-25m>

キサンゴの中の卵を抱えたサンゴガニ
卵もちのサンゴガニ
背中のミノがハリハリのサクラミノウミウシ
ハリハリのサクラミノウミウシ
ヒドロ虫を食べているルージュミノウミウシ
ヒドロ虫を食べるルージュミノウミウシ