いつまでもキレイなレギュレーターでいるためには

物は大事に使うものだ。ダイビングは昔からそんな考え方があるように思います。生き物に優しく、なるべく環境に負荷をかけないように、持続可能な物と環境で遊びましょうっていうのがダイビングですからね。

今日オーバーホールしたレギュレーターも20年くらい使っていただいてますが、とってもキレイです^^

外側は長年の思い出の傷が色々つきますが、中身はいつまでも新品みたいで、とても20年使っているとは思えない綺麗さです。これは購入当初からしっかりメンテナンスしている証拠です。

さんざん使った後に始めてオーバーホールするレギュレーターは中身も塩がまわっていて青さびが出てしまっていることが多いです。理想的には使用頻度に関わらず1〜2年のサイクルでメンテナンスすることが大事ですね。

水の中ではこの器材が自分の命を守ってくれているので、決して粗末に扱ってはいけません。

中身を見ることがほとんどないので、自分のレギュレーターが汚れているのか問題ないのか判断が難しいと思います。

そんな時はダストキャップを外してフィルターを覗いてみてください。青サビがついていたらもうオーバーホールしたほうがいいかもしれませんよ。

これから日本は本格的なダイビングシーズンに入ります。その前にぜひご確認を。

20年使っていてもちゃんとオーバーホールしていれば中身はいつまでも新品同様にキレイ
20年使ってもこんなにキレイなレギュレーターの中身
ダイビング器材のレギュレーターの分解した部品
チャンバーの中もとってもキレイ!

ハチジョウタツの安否確認できました

今日も暑い!体感温度は30度なんだけど、実際には23度^^;

今からこれじゃ夏本番が思いやられます・・・と言いながら太陽は好き^^

八重根にうっすらと台風のウネリが入ってきましたね。そして懐かしい軽石もちょこっと確認できました。

水温は21度で透明度も今日は30mあり、いい感じです。

ハチジョウタツの安否確認をしようと水底に降りたら、まずキンキラのコヤナギウミウシが目に入り、そちらを撮っていたら、その先にふーーーーっと動くものが。

かなり大きくなったハチジョウタツが目の前に出てきてくれました。

僕は探す手間が省けて助かりましたよ^^

オレンジケロちゃんも見事に海藻の下に隠れていましたが、エスカをフリフリしていたので僕に見つかってしまいましたね^^;

沖ではシマアジの集団が仲良く横切っていきました。

<気温:23℃ 水温:21℃ 透明度:30m>

金色が可愛いキヤナギウミウシ
キンキラキンのコヤナギウミウシ
海藻に尻尾を絡めるハチジョウタツ
ハチジョウタツ
海藻に隠れるイロカエルアンコウ
イロカエルアンコウ
ハナゴイの集団
ハナゴイ

夏のようなお天気の中でカメの観察

毎日ピーカンで本当に嬉しいのですが、あまり晴れが続くとそれに甘えてしまっていけませんね。次にやってくる雨がにくらしい>_<

ということで暑くて夏のようなお天気が一番です!それでも気温が20度しかないなんて・・・ウソでしょ!体感気温28度^^;

今日も体験ダイビングでカメに会ってきました^^

もぐもぐと海藻を食べるシーンを間近でみられて感動です。

アマミスズメダイのちびちゃんも本格的に増えてきましたね。幼魚ラッシュだ!

<気温:20℃ 水温:21℃ 透明度:25m>

海藻を食べているカメを間近で観察しているダイバー
海藻を食べているカメを近くで観察していました

カメと一緒に体験ダイビング

毎日よく晴れてくれて嬉しすぎます^^

雨が続く日のために晴れの日をとっておきたいくらいです。

海もどんどん静かになっていきますね。

八重根の体験ダイビングでは何度も触れそうな距離までカメと一緒に泳げたので楽しかったようです。

お友達仲間でのダイビングでしたが、それぞれに水の密度に苦労しながらも自由に動いていて、みているこちらも楽しかったです^^

ぜひ今年の夏に本格的にダイビング始めてくれたら嬉しいな。

<気温:22℃ 水温:21℃ 透明度:25m>

お友達と一緒に体験ダイビング行くよ
仲良し3人組でした^^
カメが近くに見れるのでびっくりしているダイバー
カメが近くてびっくり!
カメと一緒に泳いでいる体験ダイビングのお客様
カメと一緒に泳げました

クビアカハゼとコシジロテッポウエビ

今日はよく晴れて夏を思わせるお天気の八丈島。おかげで日焼けがススム君でした^^

あと少しで夏至になってしまうので、日差しのある日は大事にしないといけませんね。

今日のナズマドはチョビ波でしたが水温もちょび高くてよかったな。

クビアカハゼとコシジロテッポウエビの巣穴を観察していました。

穴の外で監視をしているはずのハゼはやっている感を出してはいるだけで実際はサボっている感じで、逆に巣穴の中の砂をかき出す仕事のエビの方が、周りのことを気にして止まったり動いたりしていました。ハゼからはゴーサインやストップサインを出していないので、エビが自ら気にしなければいけない状況。ハゼちゃんとして(>_<)

<気温:21℃ 水温:21℃ 透明度:20m>

クビアカハゼと一緒の巣穴に住んでいるコシジロテッポウエビ
クビアカハゼとコシジロテッポウエビ
コケムシに乗るヒブサミノウミウシ
ヒブサミノウミウシ
岩の隙間に隠れているアマミスズメダイの幼魚
いろんなところにアマミスズメダイ

ウミコチョウ祭り始まるか?

今日は風が弱く八重根はとっても静かでした。

ウミコチョウが出てきたようなので確認しに行ってきました。

確認できたのは1ひきだけでしたが、確かに昨年と同じエリアを歩いてました。

砂に半潜りする前に写真撮れてよかったな^^;

あと1分遅かったらオケツだけしか見れなかった・・・

ほかにもワライヤドリエビも久しぶりに安否確認できました。

湾内のベニシボリガイもしっかり豊作で、卵も本人も安定して数がいますね。

今日の個体は背中がとってもキレイな貝で、ボディは薄い水色のガラスのお皿みたいで可愛かったな^^

<気温:19℃ 水温:20℃ 透明度:20-25m>

大きさ僅か3ミリのキイロウミコチョウ
今年も出てきましたキイロウミコチョウ
ハナガタサンゴの中に擬態して住んでいるワライヤドリエビのメス
ハナガタサンゴの中のワライヤドリエビ
ベニシボリガイのボディは透き通ったガラスのお皿みたいでキレイです
ボディがガラスのお皿みたいでキレイなベニシボリガイ

サビウツボの可愛さ

八丈島の水中で見られるウツボは色々いますが、中でも一番好きなのはクモウツボです。

黄色い鼻がかわいいのと、少し丸まった顔先もウツボの怖いイメージを和らげてくれます。

そのほかにはポチ目がボタンみたいでかわいいサビウツボ。

大きくもないのでウツボが苦手というダイバーが出会ってもあまり怖がられないタイプ。

スクーターを降ろした場所がサビウツボの家の前だったらしく、しばらくして戻ってきた時にサビウツボがスクーターのグリップに鼻先を寄せてツンツンやってました。

家の前にやってきた珍入者にご挨拶していたみたいです。

サビウツボの家の前に置かれた水中スクーターに鼻先をツンツン近づけている様子
サビウツボがスクーターのグリップにご挨拶してました

ユウゼン玉の季節はもうすぐ

「春に三日の晴れなし」というように変わりやすいお天気で、それと同じく海況も変わりやすいです。

それでも冬に比べてナズマドに入れる日がだんだんと増えてきていることを実感しています。

水中で春を感じるシーンには色々ありますが、例えば八重根ではハマフエフキダイにシマアジのチビちゃんが数匹くっついて一緒に泳いでいたり、アオリイカが産卵を始めたり、それから冬が終わったことを感じるのにウチワザメを見かけなくなったり。

ナズマドではキホシスズメダイの数がかなり増えてきていて、この先一斉に産卵した時の水底の白濁りを思い出します^^

ニザダイやメジナたちが群れ始めて、その中にユウゼンが少し群れに混じって泳ぎ、次第に自分達だけの群れを作ります。

ユウゼン玉の完成です。

早ければ4月の後半にも玉になり始める兆しが現れるのではないかと期待しています^^

ナズマドでユウゼンのペアを観察しているダイバー
今はまだペアでいることが多いユウゼン

タイガーシャーク見ちゃった

今日のナズマドは日差しもあって日焼けができてよかったな^^

海はとっても静かで、それほど流れも強くない中で水中スクーターだったから移動も楽々。

ハンマーヘッドやイルカ、そしてザトウクジラのどれでもいいから会いたいなぁと思っていたら、タイガーシャーク(イタチザメ)見ちゃいました。

背鰭に何匹もお魚をくっつけてゆるい潮に乗りながら移動する姿を見れました。

シマシマの模様もしっかり確認できました^^

全体的に魚たちの動きが良く、これから生き物の観察には楽しい季節がやってきます!

まずはスズメダイに産卵してもらって、ユウゼンの玉を見たいですね。

ゴールデンウィーク頃に見れるかなぁ。

<気温:15℃ 水温:20℃ 透明度:20-25m>

ナズマドの穏やかな水面に浮いているダイバー
流されているわけではありません。穏やかな水面です^^
大きさ数ミリのツノウミウシ
ちっちゃかったな、ツノウミウシ
キンギョハナダイの中に混じるカシワハナダイ
キンギョハナダイに混じるカシワハナダイ
オレンジカイメンに寄りかかって休んでいるユカタハタ
ユカタハタが乗っているカイメンがヨギボーに見えてくる
海面の上でこちらを見ているベンケイハゼ
ベンケイハゼ

イタボヤとカエルアンコウ

イロカエルアンコウがカイメンの仲間に擬態したりホヤの仲間に擬態したりするのは、それぞれの生き物の形や色をどのように感知して似せるのでしょうか?

それなりに長い時間をかけて進化してきたのかな。

擬態される方のカイメンやホヤはとてもキレイで、僕にとっては大好きな生き物です。

カイメンやホヤに似せようと思い、長い年月で実際にそうなっていくのがスゴイ!

思えば通じる!忍耐ですね^^

もしかして僕もあの俳優さんの顔に似せようと思い続けたら・・・ムムッ

イロカエルアンコウが擬態するイタボヤの仲間。星型の模様がとても綺麗です。
群体の形によっては、本物のカエルアンコウかと間違えそうになります

キサンゴの中のサンゴガニは卵もち母さん

今日もぐずついたお天気でしたので、一昨日の晴れにしっかり日焼けができたのはよかった^^

ファスナーメイトのお誘いがあったのでナズマド入ってきました。

クジラの声も雰囲気も全くなかったのですが、流れもほとんどなく、しかもスクーターですからどこでも安心して水底に集中できたのはよかったです。

久しぶりにルリハタも見かけて、ナズマドっぽいなぁと実感。

タコも交接していて、サンゴガニもプチプチした卵をたくさん抱えていました。

水中の生き物たちも春を表現していますね。

<気温:20℃ 水温:20℃ 透明度:20-25m>

キサンゴの中の卵を抱えたサンゴガニ
卵もちのサンゴガニ
背中のミノがハリハリのサクラミノウミウシ
ハリハリのサクラミノウミウシ
ヒドロ虫を食べているルージュミノウミウシ
ヒドロ虫を食べるルージュミノウミウシ

クマドリカエルアンコウの行動範囲

なんでしょうね、このウネリ・・・

どんなに揺れてもスクーターだから気にならないもんね^^

沖まで一気に出て、そこでスクーターを下ろして生き物探しです。

昨日モロダシだったクマドリカエルアンコウは1mほど移動していました。それでも一週間前に見かけた場所でほぼ動かずです。

見つけた時はヒラヒラと歩いているシーンなので、よっぽどどこかにいなくなってしまうのではと心配になりますが、ほぼ同じところをウロウロしてくれています。

沖の白いイロカエルアンコウもようやく目に入りました。いるいるとは言われていても、全く視界に入らなかったのですが、昨日はなんとか確認できました。

真っ白なボディはクマケロもイロケロも一緒なのですが、イロケロの方はイタボヤに擬態しているつもりなのか、模様がソックリ。

カイメン派とイタボヤ派、それぞれ好みがあるんだろうか・・・

<気温:18℃ 水温:20℃ 透明度:20m>

赤い海藻のふりをしているクマドリカエルアンコウ
クマドリカエルアンコウ歩いてました
イタボヤに似せているイロカエルアンコウ
イロカエルアンコウ
イソギンチャクを布団のように使っているクマノミ
毛布にくるまってるクマノミ
タキベラの幼魚も出始めました
タキベラの幼魚

フサウミナメクジも牛らしい顔をしています

嬉しい!今日はかなり日焼けがすすむ君なお天気^^

ヒマワリのようにしっかり太陽の方を向いて過ごしました^^

まだまだウネリは残りますが、八重根OK。

1本目は濁っていましたが、だんだん透明度は回復してきたのでよかったワン。

昨年から楽を覚えてしまったスクーターで沖まで一気にgo!

今日のクジラの声はまたすごかった(>_<)もうすぐそこにいると十分勘違いするくらいに大きく響く鳴き声でした。太く低い弦楽器のような親のクジラのソングの後にビオラの高音のような響きの小クジラのソング、素晴らしかった^^

かわい子ちゃんもたくさん見れましたが、特に気に入ったのがフサウミナメクジ。

なんだか名前がいまひとつな感じもしますが、それを気にしなければ色はキレイですし、他のアメフラシのようにポチ目があるのでこれまた牛らしくて可愛いです^^

他にもモロだしクマドリカエルアンコウやほぼ下から覗かないと見えませんイロカエルアンコウの安否確認ができました。

暗がりで見かけた小さめのタコが、イソギンチャクの仲間に擬態しているのか・・・

とても綺麗な色をしながら身を隠していました。このタコの本当の色って何色なんだろう???

<気温:18℃ 水温:20℃ 透明度:25m>

名前がちょっとかわいそうなフサウミナメクジ
ポチ目のフサウミナメクジ
海藻に身を隠しているオレンジ色のイロカエルアンコウ
イロカエルアンコウの無事を確認
イボハタゴイソギンチャクの横にいるイソギンチャクモエビ
イソギンチャクモエビ
青く光るシマウミスズメの体の縞模様
シマウミスズメ
タコとは思えない色で擬態しているタコ
タコらしくない色のタコでしょ

カスミオイランヨウジは素敵なモデルさん

今日も底土からのスタートです。

水中ではまたまたザトウクジラの声がよく聞こえて全く生き物探しに集中できません( ; ; )

2本目は声がほとんど聞こえなくなたことでようやく集中でき、カワイイ子たちを色々見られました。カスミオイランヨウジがとてもいいモデルさんで、色々なポーズで撮らせてくれるんです^^

その横でルリホシスズメダイはセダカスズメダイにイジメられちゃって(>_<)

セダカスズメのナワバリの中にいい家を見つけちゃったのね・・・

3本目はあえての神湊でネオンモウミウシ撮りしてきました。今日の神湊も綺麗だったなぁ。砂地でジーーーっとしている間に3回も大きなマダラエイが仲間に入りたそうにうろうろしていました。

また、ラブラブのマガキガイも水底に沢山ゴロゴロ塊を作っています。春ですねぇ^^

<気温:18℃ 水温:20℃ 透明度:25-30m>

色々なポーズで撮らせてくれるカスミオイランヨウジ
カスミオイランヨウジ
大きさ2ミリのネオンモウミウシ
ネオンモウミウシ
神湊のヤツシハゼとテッポウエビ
ヤツシハゼとテッポウエビ
コマのような目が可愛いマガキガイのペア
マガキガイのペア

ソウゲンウミウシ可愛かった

今日は南風が強いので東側の底土で潜りました。水中では若干のウネリを感じますが、それでも小さな生き物を探すのには問題ありませんでした。

2本目のダイビングで、ザトウクジラとかなりのニアミスしてたみたいです(>_<)

まさかこんな岸の方に来るなんて!っていうくらい近くにいたらしいです。沖のアーチで遊んでいましたが、それよりもっと岸近くにいたそうです。かなり残念度が高いですね。

でも水中では急にクジラの声が大きくなった時があって、もしかしたらその時が一番近かったのかなと振り返っています。

そんな大きなものが近くにいたのに僕らの目線は水底ばかり見ていて、それも数ミリの生き物に夢中でした^^

海藻の上のソウゲンウミウシ可愛かったし、野生のフリソデエビも可愛かったし、カスミオイランヨウジもガンガゼエビもみんな可愛かった^^

<気温:19℃ 水温:19.7℃ 透明度:20-25m>

海藻に乗っかるソウゲンウミウシ
ソウゲンウミウシ
かなり小さなアミメジュズベリヒトデ
アミメジュズベリヒトデになると思われるチビちゃん
穴から顔を出しているフリソデエビ
フリソデエビ
青い斑点模様がキレイなルリホシスズメダイ
大人のルリホシスズメダイ