サンゴガニ母さんはお腹に沢山の卵持ちでした

大好きで覗くサンゴの隙間。

色々な生き物がサンゴと共生しているのを観察するのは楽しいです。

生き物たちは単独で生きていることはほとんどなく、何かしら生き物と関係を持って生態系の中で生きています。

小さな生態系大きな生態系まで色々な世界があります。

ミドリイシサンゴの中ではサンゴガニのお母さんがお腹を卵でパンパンにしてサンゴを守っていました。

あと数日でハッチアウトといったところでしょう。

生まれてきた子ガニも新しく自分のサンゴを見つけて共生生活を始めます。

ミドリイシサンゴの中にいる卵を抱えたサンゴガニ母さん
卵がキラキラのサンゴガニ

久々のナズマドでうまくいったら水中でクジラに会えたかも

今日も良い天気でポカポカです。

かなり久しぶりにナズマドに入れるコンディションということで「じゅ」が潜りに出かけていきました。

まぁまぁ近くの水面でブローや背中を見ることができて期待も膨らみます。

クジラはスミレ根から一の根の間を通過したようで、そのタイミングで水中にいたら今シーズンのクジラゲット!というところでしたが、ちょっとタイミングが合わなかったようです。

なかなかこの時期ナズマドに入れる確率は少ないですが、その少ないチャンスをなんとかモノにしたいところです。

夕方は見事な夕焼けでしたけど・・・明日は雨らしい。

<気温:18℃ 水温:19.5℃ 透明度:25m>

八重根の海に沈む夕日
夕日だけど明日は雨みたい

小さなイシダイを見るといつも思い出すことがあります

今日はポカポカな陽気でしたね。

今日もヤエネコ行って来ました。

相変わらず湾内にはカメがゴロゴロしていて、食事中のカメたちを俯瞰して見ているのも楽しくて飽きません^^

湾内を出るといつもカマスの群れが浮いていますが、その近くにまだ小さいイシダイが一匹で泳いでいました。

泳ぐというよりウロウロしているといった感じ。

それを見ながら昔のことを思い出していました。

かなり昔の話ですが、サンシャイン水族館の展示で「イシダイの太郎くん」がショーをする水槽がありました。

係のお姉さんがイシダイの水槽の前に立って「これからイシダイの太郎くんが電車を押しま〜す」というアナウンスと共に、イシダイが水槽の中に設置してある子供が遊ぶプラスチックの電車のおもちゃを鼻先で押して動かすんです。

その動きがとても可愛らしかったのを今でも覚えていて、イシダイを見かけるといつも思い出しています。

それと一緒に忘れられないのが、芸が終わった後、係のお姉さんの「みなさん上手にできたイシダイの太郎くんに大きな拍手をお願いしま〜す^^」という言葉に反応して人一倍大きな拍手を送っていた当時の自分です^^;

ガラスの向こうの水の中に僕の拍手は届いたのかな・・・

<気温:17℃ 水温:20℃ 透明度:30m>

カマスを一緒に泳ぐイシダイの子供
あの頃のイシダイの太郎くんにソックリだ
海藻の間を歩くコンシボリガイ
コンシボリ牧場でした
エスカを出して魚を釣ろうとしている黒いイロカエルアンコウ
ご飯を釣ろうとしています

アマミスズメダイの幼魚が見られ始めました

毎日少しずつ昼間の時間が伸びているのを嬉しく感じています。

透明度30m以上のクリアな水中でクジラの声を聞きながら生き物を愛でる。

夏の賑やかな海とは逆の冬の静かな海での楽しみですね。

これからどんどんアマミスズメダイの幼魚が増えてくるのが楽しみです。

<気温:14℃ 水温:19.4℃ 透明度:30m>

岩陰に隠れているアマミスズメダイの幼魚
早くもアマミスズメダイの幼魚出て来ました
ご飯のヒトデを抱えているフリソデエビのペア
ご飯を豊富に抱えています

体は大きくなってきてるけどまだ幼魚の模様です

水中もまだ季節でいえば冬ですが、それでも水温が安定しているので、海の生き物たちにしてみると過ごしやすそうに見受けられます。

数年前まであった極端に水温が低く長引いた冷水塊のときには本当に冬場に限らず幼魚が少なくなっていました。

もう島の海からタテジマキンチャクダイはいなくなるのではないかと思うくらいでした。

魚は寒さで動けなくなって仮死状態?かと思うくらい動かないものも見かけました。

そんな長引く冷水塊が無くなったおかげで年中安定して魚たち含めて幼魚が見られて嬉しいです。

ミナミハコフグの幼魚もレンテンヤッコもまだ幼魚の模様を残している大きさですが元気に春に向かって大きくなって来ています。

このまま生き物たちのサイクルが安定して回ってくれることを願っています。

大きくなってきたけど模様は幼魚のミナミハコフグ
大きくなってるけど模様は幼魚
岩の隙間にいるレンテンヤッコの幼魚
後ろに少し目が残っています

ウミウシを観察するときに一番好きで見ているところは触角です

年中色々な種類のウミウシを観察していますが、そのときに一番好きで見ている場所は触角です。

肉眼でわかる大きさはその場でシゲシゲと見ますが、あまりに小さいウミウシだと細かいパーツがよくわからないので写真を撮ったものを拡大して楽しみます^^

さまざまな形状があり、さすが種類の多い生き物群だと感心します。

アンテナのような複雑な形をしたものも好きですが、ふっくらプヨプヨしたミカドウミウシや大型のウミウシのものがいいですね。

ウミウシの種類がわからないときに図鑑の中から同定するのに体の模様も大事ですが、触角と二次鰓の柄も大事なので観察してあげてね。

何より触角はウミウシの顔ですからね^^

コイボウミウシの触角
歯間ブラシのような触角
パイナップルウミウシの触角
ギンポが穴から顔を出しているような触角

バラバラになったミカドウミウシを見かけました

今まで海の中で様々な生き物を見て来ました。

水中にいるはずのない生き物もいました。

今日は久しぶりに大きなミカドウミウシがバラバラになった状態の集まりを見かけました。

過去にキタマクラに食べられながら身体中ボロボロになったミカドウミウシも見かけました。

今回もフグにやられたのかな・・・

死してなおその色は綺麗で、まるでその塊が一つ一つで生きていけるかのように感じます。

捕食のシーンや屍を見ることで、海の世界が生態系として回っていることを、野生であることを実感します。

<気温:15℃ 水温:20℃ 透明度:30m>

水底でバラバラになっているミカドウミウシ
バラバラになったミカドウミウシ
サンゴの隙間にいるカスリフサカサゴ
大きく育っているカスリフサカサゴ
カエルアンコウにそっくりのカイメンの姿
カエルアンコウ探していると似ているカイメンに出会います

ヤエネコでクジラの声を聞きながら大きなサメに会いました

「じゅ」とゲストさんはヤエネコに出かけていきました。

昨年の秋以来のご来店、ありがとうございます^^

早いお帰り嬉しいワン!

いきなりでっかいメジロザメ系のサメやマダラエイが見れたようです。

ラッキーでしたね!

関東の海辺に比べて八丈島の水温はまだ寒くないと快適に潜っていただけたようです。

<気温:14℃ 水温:20℃ 透明度:30m>

ウミガメに優しく手を振るダイバー
カメに優しく手を振るゲストさん

どうやらウチワザメは今シーズンの見納めになりそうですね

先日から沖の砂地に1匹だけ残っているオスのウチワザメ。

もしかしてメスを探してウロウロしているのかしら・・・

もうメスもお友達もみんな沖に戻っちゃったんじゃないのぉ??

なんで君はまだ残ってるのぉ〜

なんだか寂しそうに泳いでいるのが印象的でした。

彼を見かけなくなったら来年の冬までウチワザメとはしばしのお別れですね。

湾内のフリソデエビは新しいヒトデ抱えていました。

しばらくは落ち着いて住んでいてくれるかな。

<気温:12℃ 水温:20℃ 透明度:30m>

砂地を泳いでいるウチワザメ
このウチワザメのオスが最後かな
ヒトデを抱えて食べているフリソデエビ
新しいゴハン
頭の上を通過しているアオウミガメ
湾内はカメゴローです
海藻に尻尾をつけて動かないようにしているイロカエルアンコウの幼魚
今日がお誕生日のゲストさんの撮影

5ケロでコンプリートで満足だけどきっともっといるに違いない

毎日可愛いカエルアンコウが沢山みられて楽しいですが、これだけいるということは、きっともっといるっていうことですよね?

こんな状況だから僕でも見つけられるチャンスが増えてるってことだよなぁ^^

ちゃんと食べて大きくなって色々な大きさや色のカエルアンコウを観察したいものです。

そしてそのうち春になって今度はウミコチョウ祭りになるかしら・・・

それともウミウシのように全くいなくなっちゃうのかしら・・・

生き物たちの数の調整は不思議だらけで謎ですね。

<気温:11℃ 水温:20℃ 透明度:30m>

5匹のカエルアンコウを集めたデザイン
5ケロで大満足です
カメを観察しているダイバー
カメだって湾内に5ひき

極小のイロカエルアンコウを見つけてもらいました

冬に入ってからカエルアンコウが増えている実感がありますが、今日もゲストさんに極小の黄色いイロカエルアンコウを見つけてもらいました。

あまりの小ささに初めはイメージできずにウミコチョウかと思ってしまいました^^;

「ウミコチョウ出てくるのはいなぁ・・・」なんて思いながらしばらくみていたら、それはイロカエルアンコウの顔の部分でした(>_<)

こうなると水底にはかなり沢山のちびちゃんがころがっているのかしら???

<気温:12℃ 水温:20℃ 透明度:30m>

指の爪よりも小さなイロカエルアンコウ
頭でっかちのイロケロ
水玉の柄が可愛いイロカエルアンコウ
水玉も健在です
海藻の陰に隠れているクマドリカエルアンコウ
上手に隠れています
顔の色がオレンジで綺麗なレンテンヤッコ
アイシャドーがステキ

相変わらず湾内のカメは沢山いてくれていいですね

おめでたいエビに続いて今日はカメ。

人が少なくなった冬場の海はカメも安心してご飯を食べに来ている感じです。

湾内には5匹も入って来ていて、体験ダイビングの人たちを楽しませてくれています。

カメは万年、縁起物として有難い生き物がいつも視界に入ってくる八重根はいいところだ^^

<気温:12℃ 水温:20℃ 透明度:30m>

二匹のカメが水底の海藻を食べている
おっとりとした動きがいいですね
海藻の陰に隠れている真っ黒なイロカエルアンコウ
黒いイロカエルアンコウも小さかったな
カイメンに海藻などがついているように擬態しているイロアケルアンコウ
カイメンに海藻などがついているように擬態しているイロアケルアンコウ
目の上のチョンチョン眉毛が可愛いセダカギンポ
目の上のチョンチョン眉毛が可愛いセダカギンポ

新年明けましておめでとうございます

2023年、新春のお慶びを申し上げます。

今年クラウンダイバースは30周年を迎えます。

これまで支えてくださった皆様に感謝申し上げます。

これからもご来店の皆様には、島での楽しい休日をお過ごしいただけるようおもてなしをさせていただきます。

本年も今まで同様に変わらぬご愛顧のほどよろしくお願い申し上げます。


新年は八重根からのスタートで年末年始らしいですね。

おめでたい気分に浸りたいので、これはエビだな!ということでエビを見て来ました^^

フリソデエビもソリハシコモンエビもクシノハカクレエビも色がおめでたい感じですよね。

干支ではないけどハチジョウタツも縁起が良さそうで追加で加えてみました。

<気温:13℃ 水温:20℃ 透明度:30m>

砂地を歩くフリソデエビ
フリソデだから成人式用か?でもおめでたいからいっか
赤白がおめでたいソリハシコモンエビ
ソリハシも紅白でおめでたい生き物
水底で擬態しているハチジョウタツ
ついでにハチジョウタツもおめでたい生き物に追加

ハチジョウタツを探していたらヒレギレイカがいました

やはり12月に入ると時間の流れが早かった!

あっという間に大晦日です。

今年一年を冷静に振り返る間も無く八重根で潜り納めでした。

久しぶりにハチジョウタツ見ようと探していると、チョロチョロとヒレギレイカが動いていました。

しばらく見ていると海藻に止まったので撮ってみました。

ボディも可愛いし目も可愛いです。

今年最後のワライヤドリエビの安否確認もできました。

10月にカエデが亡くなり大きな悲しみが心の多くを占めていますが、今年一緒に潜っていただいた皆様との沢山の楽しい時間が癒してくれています。

ありがとうございます。

来年もこれまで同様に楽しい時間をご一緒できますよう、心より願っています。

<気温:13℃ 水温:20℃ 透明度:30m>

海藻の陰に隠れているヒレギレイカ
ヒレギレイカ
ハナガタサンゴの中に埋もれているワライヤドリエビ
ワライヤドリエビ
透明な海に浮かぶダイバー
透明度はよかったです
カイメンに寄りかかるオレンジ色のイロカエルアンコウ
擬態の名人イロカエルアンコウ

100ダイブの記念にお祝いのケーキのお裾分け

今日は昨日より寒くなったとみんな言っております。

八重根の水温もチョビ下がりましたが、それでも飛び込んだ後にじわじわとグローブの中が温かく感じられます。

水温の20度ってそんな感じなんですよ。

クラウンお初のゲストさんですが、今日が100本の記念ダイブになりました。

お祝いのケーキを他のゲストさんにも分けていただき幸せのお裾分け^^

水中はケロちゃん何とか二匹見れてホッとしました。

<気温:12℃ 水温:20.4℃ 透明度:25m>

100ダイブ記念のケーキ
100ダイブ到達おめでとうございます
カメと一緒に写真を撮るダイバー
湾内のカメもお祝い
穴の中から半身を出しているオレンジ色のイロカエルアンコウ
穴ぼこの中にいたので見つけるの大変でした
ハナミノカサゴの幼魚
幼魚も元気に泳いでいます