今まで作ってきたウェットスーツはカタログに載っている型番に対して色を指定してサイズフルオーダーで作るくらいでした。
色はいつもSレッドの蛍光色の一択と決めていて、それ以外の色で作ったことはありません。
毎回同じ色で出来上がってくるウェットやドライスーツは、僕にとってまさにユニフォームです。
この生地が廃盤になってしまったらウェットもドライも作れなくなりピンチです・・・
今回のウェットスーツはちょっと考えて、”着やすさと保温性のどちらも叶えてくれる”バージョンにしてみました。
ベースになっているスーツは5ミリ厚のエラステックス生地で、手足にロングコイルファスナー仕様ですが、水温が22度から25度くらいのコンディションを想定して今までに何着も作って来ました。
脱ぎ着にストレスがないのは気に入っているのですが、どうしてもファスナー周りから水の冷たさを感じてしまいます。
ファスナーをつける脱ぎ着の快適さと、ファスナーなしの保温性のどちらも捨てたくない。
★そこで今回のオーダーのポイントです★
1)生地厚は5ミリで裏地はエラステックス
この裏地は暖かいしスルスルと着やすいです

2)腕のロングコイルファスナーはつけない
ファスナーから沁みてくるひんやり感を無くします

3)手首からの水の侵入をなくすドライスーツと同じ手首
手首からの水が入らないのでドライズーツと同じで保温性が高いです

4)背中のファスナーはドライスーツと同じ防水ファスナー
通常のファスナーと違い水が入ってこないので保温性が高くなります

5)ネックファスナーはオマケのような感じでつけました
内側にはドライネックベストを着るのでその厚みで苦しくなるのを逃すためにファスナーつけることにしました。ドライネックベストのおかげで首から水の侵入はなくドライスーツ並みに保温性十分です

6)足の方のロングコイルファスナーはそのままです
ファスナーから沁みてくるひんやりも、下に履く1ミリのスーツが防いでくれるので全く水が入らず保温性十分で、それでいて脱ぎ履きはドライスーツ並にノーストレスで快適です

7)もちろんフルサイズオーダー
体にピッタリになるよう30箇所以上採寸して出来上がるので、スーツ内では無駄な水を溜めずに保温効率が高くなります
先日水温21度のイカちゃんのところに行きましたが、こだわりがちゃんと機能してくれて全く寒さを感じませんでした。
結論から言うと、もっと前からこれと同じものを作れば良かったと思うくらい、高い気温と低い水温の時期に快適なウェットスーツでした。
水中では、暑いや寒いのストレスが少しでも感じないほうが楽しめるので、ぜひ皆さんもご自身のこだわりのスーツを作ってみてはいかがでしょうか。
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