30年以上前と現在のレギュレーターがほとんど変わらないというのは安全であることの証

クラウンのレンタル用やゲストさんのレギュレーターのオーバーホールをする季節。

毎日のように器材をいじっている今の時期の特徴で僕としては季節感のある毎年のルーティン。

昨シーズン使ったレギュレーターをピンピカにして、今シーズンも安全に潜れるようにオーバーホール作業に勤しんでいます。

いよいよ今シーズンが始まるな!っていう気合いのスイッチにもなりますしね。

直近では日本アクアラングのレギュレーターでヘリックスとコアのオーバーホールをしました。

どちらもファーストステージはバランスドダイアフラムタイプで、外部の海水をダイアフラムの膜が止めてくれるので、細かい砂などの影響も受けず内部はいつまでも綺麗です。

その動作の仕組みは30年以上前から大きくは変わっていません。

セカンドステージの見た目はヘリックスとコアでは違いますが、内部で使われている部品は一緒の物です。

そしてバランスタイプという作動原理も30年以上前から変わらずに同じです。

レギュレーターは数年おきに外見の形や大きさや名前など新しいものが登場しますが、中身の構造は30年以上前のレギュレーターと同じなのです。

ということは、レギュレーターが動く仕組みは単純で、そのための構造は昔から安全で信頼性があり洗練されたものに仕上がっていたので変える必要がなかったということでしょう。

それこそSCUBAPROのバランスアジャスタブルという40年以上前にデビューしたレギュレーターと最新の日本アクアラングのヘリックスやコアの内部の構造は同じで、部品の並びまで全く一緒ですから。

ダイビングが安全な遊びと言われ続けるためにも、こうした器材の信頼性はとても重要です。

信頼性の高い道具であることは、しっかりしたメンテナンスによっていつでも問題なく作動することでのみ裏付けられます。

レギュレーターをお持ちのみなさま、しっかりメンテナンスしてあげていつでも安全に使える信頼できる相棒にしてあげてくださいね。

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