みなさんご自分の器材はお持ちですか?
重器材と呼ばれるBCD・レギュレーターを含めて全て持っているという方もいれば、3点セットと言われるマスク・フィン・スノーケルだけは持っているという人もいるでしょう。
そんなシンプルな3点セットですが、器材は体に装着するものが体に近ければ近いほど自分に合っているものがいいですよね。
その「合っている」というのがなかなかどうして、フィン選びは悩ましいのです・・・。
その「合っている・合っていない」については長くなるので割愛しますが、たとえどんなフィンでも普通に使うことはできるでしょう。
それでも色々なフィンを試してみると違いがわかるので、その蹴った時の味わいの違いから自分の好みのフィンに出会えたら幸せだろうなと思うわけです。
各メーカーから様々なフィンが売られていて、材質、ブレードの長さ、ブレードの幅、重さ、しなり具合などの違いがあって、その組み合わせによって蹴り味は様々。
自分に合ったフィンに出会うには実際に色々な種類を試してみることに尽きます。
インストラクターが使っているのものが必ずしも自分にも合っているとは限りません。
また、見た目に惚れても失敗することもあるかもしれませんよ。
僕は過去に何回か見た目と蹴り味のギャップに愕然とした経験があります。
見た目が好みで使ってみたいなぁって思ったんです(一目惚れですね)。
で、実際に試してみましたよ。
そうしたら、ブレードのシナリが思った以上になくてしなやかなキックが出来ずにすぐに足が吊って一目惚れは成就しませんでした・・・トホホ。
見た目じゃないんだなぁと悟りました。
そして数年前から僕が選んでいるフィンがフルフットフィンでGULLのスーパーソフトミューです。
ウェットスーツの時期にコレがお気に入りです。
メーカーのサイトでは下記のようにスキンダイビング専用となっています。
【ラバーフィン】SUPER SOFT MEW スーパーソフトミュー
GULLのホームページより
GULLのフラッグシップのフィン「MEW」をスキンダイビング専用にアレンジ!
ブレードとリブに硬さが異なるラバーを採用し、しなやかでありながら粘りもある推進力を生み出します。タンクを背負わない水面遊泳だけではなく水中でも軽快に泳げるフィンです。
初めてフィンを使って泳ぐ方やィンワーク練習用としてもおすすめです。
でも僕はシリンダーを背負ったダイビングでこのフィンを使っています。
僕にとってのこのフィンの良さは、どれだけキックしても疲れないこと。
ブレードがとてもクニャクニャで柔らかいのでダイビング向きではないということですが、僕には合っていてフィンなんて履いていない感覚が快適で楽しいです。
ブレードの柔らかさに合ったキックをすれば水をしっかりつかまえて推進力に変えることができます。
キンギョハナダイの尾鰭だってペラペラで薄いけどしっかり泳げているでしょ、それと一緒です。
そしてドライスーツの季節用にBismのフレックスフィンにしてみようかと。
以前使った時の印象が良くて、フィン先の柔らかさがとても気に入り足が疲れなかったのでドライの時もウェットの時もどちらにもいいなぁと思って。
メーカーのサイトでは下記のような特徴が書かれています。
FF-FREX
フレックス
Bismのホームページより
- ストラップタイプなのにフルフットタイプの推進力と使用感
- 24cm~28cmまでワンサイズ対応(ドライスーツは当社品26cmまで対応)
- X 弾性により反発弾性や耐久性に優れ、温度変化に強い
- ロングソールにより足がフィット。フルフット相当のかかとホールドで疲れにくい。
- 幅広のストラップと伸びを抑えたラバー採用によりホールド感が大幅に向上
- ストラップ裏の凹凸によりブーツを確実にホールド。違和感のない自然なキックを実現
- ワンタッチで外せるバックル
このフィンの気に入っているところは、ストラップタイプなのにソールの部分が長いのでキックした時に足首、つま先、フィンのブレードの先端が一体化するので蹴り味がいいんです。
見た目はとても地味なデザインで古臭いとすら感じることもなきにしもあらず、ですがキックの伸びもあるしゴムフィンの良いところが感じられて僕は気に入っています。
まるでフルフットを履いている感じに近いかな。
あえて欲を言えば、僕はドライスーツの時にアンクルウエイトを使わずに、フィンが重いGULLのマンティスドライを使っているのですが、それと同じ重さのタイプがあれば嬉しいなぁ。
ということで、自分に合ったフィンが見つかると楽しい気分で泳げます。
水中では呼吸の数と同じくらい沢山の動作をするフィンキックですから、少しでも自分の足にストレスのないフィンで泳ぎたいものです。
フィンを買い替えたい方は相談に乗りますよ^^
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