水中ザトウクジラ見られ始めたようです

ようやくナズマドで水中ザトウクジラに会えたダイバーが出始めました。

数少ないチャンスをものにできてラッキーですね^^

今シーズンも一度くらいは会えるかな。

ヤエネコでもクジラの声はよく聞こえていましたよ。

高いのと低いのが混ざっていたので親子のクジラだと思われます。

まだ五ヶ月くらいはクジラが楽しめますね。

<気温:14℃ 水温:19℃ 透明度:30m>

ダイバーのすぐ横を泳いでいるカメ
スクーターで移動中に気がついたら横に並走していました
ミドリイシサンゴの中で矯正しているコバンハゼとヒメドメシアガニ
一緒にサンゴの中で共生しています
海藻の端に乗っているミノウミウシ
図鑑を見てもわからなかった3ミリのミノウミウシ系
海藻に埋もれそうになっているミスガイ
コンシボリ牧場の中で遠慮がちなミスガイ

小さな生き物をより大きく見たいときは使ってください

小さな生き物を探すのに拡大ルーペを使っています。

それを使うようになってからミリの大きさも余裕で見えるので、岩場の観察がストレスなく楽しめるようになりました。

もし小さな生き物が見えにくくなって来たなぁと感じる方は是非使ってみてください。

コンデジの液晶モニターが見にくくなってきた人にも必要かも。

余分にあるのでいつでもお貸ししますよ^^

そうしたらもう3ミリのウミコチョウだって大きくはっきり細かいパーツまで見えますよ^^

これからの季節、必携です!

水中では必携の拡大ルーペ

あちらこちらにナナフシがくっついています

ナナフシのいるお家はお金持ちになる・・・

そんなことを聞いたように記憶があり、今でもそうだといいなと信じているワタシ^^;

そんな幸運のナナフシが何匹もお店の壁にとまっていました。

調べてみるとバラ科のビワの木やキイチゴが好きみたいですね。

それなら家の壁に止まらなくてもいいのに・・・

お店の入り口にはビワの木があるのにどうして擬態がバレちゃう壁にいるんでしょう?

今度また見かけたらビワの木にとまらせてあげた方がいいのかなぁ・・・

いや、余計なことはしちゃいけない!

お金持ちになれるパワーが弱ってしまうじゃないか。

どうかいつまででもいてください>_<

家の壁に張り付いている大きなナナフシ
壁が好きなのかなぁ

サンゴガニ母さんはお腹に沢山の卵持ちでした

大好きで覗くサンゴの隙間。

色々な生き物がサンゴと共生しているのを観察するのは楽しいです。

生き物たちは単独で生きていることはほとんどなく、何かしら生き物と関係を持って生態系の中で生きています。

小さな生態系大きな生態系まで色々な世界があります。

ミドリイシサンゴの中ではサンゴガニのお母さんがお腹を卵でパンパンにしてサンゴを守っていました。

あと数日でハッチアウトといったところでしょう。

生まれてきた子ガニも新しく自分のサンゴを見つけて共生生活を始めます。

ミドリイシサンゴの中にいる卵を抱えたサンゴガニ母さん
卵がキラキラのサンゴガニ

久々のナズマドでうまくいったら水中でクジラに会えたかも

今日も良い天気でポカポカです。

かなり久しぶりにナズマドに入れるコンディションということで「じゅ」が潜りに出かけていきました。

まぁまぁ近くの水面でブローや背中を見ることができて期待も膨らみます。

クジラはスミレ根から一の根の間を通過したようで、そのタイミングで水中にいたら今シーズンのクジラゲット!というところでしたが、ちょっとタイミングが合わなかったようです。

なかなかこの時期ナズマドに入れる確率は少ないですが、その少ないチャンスをなんとかモノにしたいところです。

夕方は見事な夕焼けでしたけど・・・明日は雨らしい。

<気温:18℃ 水温:19.5℃ 透明度:25m>

八重根の海に沈む夕日
夕日だけど明日は雨みたい

小さなイシダイを見るといつも思い出すことがあります

今日はポカポカな陽気でしたね。

今日もヤエネコ行って来ました。

相変わらず湾内にはカメがゴロゴロしていて、食事中のカメたちを俯瞰して見ているのも楽しくて飽きません^^

湾内を出るといつもカマスの群れが浮いていますが、その近くにまだ小さいイシダイが一匹で泳いでいました。

泳ぐというよりウロウロしているといった感じ。

それを見ながら昔のことを思い出していました。

かなり昔の話ですが、サンシャイン水族館の展示で「イシダイの太郎くん」がショーをする水槽がありました。

係のお姉さんがイシダイの水槽の前に立って「これからイシダイの太郎くんが電車を押しま〜す」というアナウンスと共に、イシダイが水槽の中に設置してある子供が遊ぶプラスチックの電車のおもちゃを鼻先で押して動かすんです。

その動きがとても可愛らしかったのを今でも覚えていて、イシダイを見かけるといつも思い出しています。

それと一緒に忘れられないのが、芸が終わった後、係のお姉さんの「みなさん上手にできたイシダイの太郎くんに大きな拍手をお願いしま〜す^^」という言葉に反応して人一倍大きな拍手を送っていた当時の自分です^^;

ガラスの向こうの水の中に僕の拍手は届いたのかな・・・

<気温:17℃ 水温:20℃ 透明度:30m>

カマスを一緒に泳ぐイシダイの子供
あの頃のイシダイの太郎くんにソックリだ
海藻の間を歩くコンシボリガイ
コンシボリ牧場でした
エスカを出して魚を釣ろうとしている黒いイロカエルアンコウ
ご飯を釣ろうとしています

アマミスズメダイの幼魚が見られ始めました

毎日少しずつ昼間の時間が伸びているのを嬉しく感じています。

透明度30m以上のクリアな水中でクジラの声を聞きながら生き物を愛でる。

夏の賑やかな海とは逆の冬の静かな海での楽しみですね。

これからどんどんアマミスズメダイの幼魚が増えてくるのが楽しみです。

<気温:14℃ 水温:19.4℃ 透明度:30m>

岩陰に隠れているアマミスズメダイの幼魚
早くもアマミスズメダイの幼魚出て来ました
ご飯のヒトデを抱えているフリソデエビのペア
ご飯を豊富に抱えています

体は大きくなってきてるけどまだ幼魚の模様です

水中もまだ季節でいえば冬ですが、それでも水温が安定しているので、海の生き物たちにしてみると過ごしやすそうに見受けられます。

数年前まであった極端に水温が低く長引いた冷水塊のときには本当に冬場に限らず幼魚が少なくなっていました。

もう島の海からタテジマキンチャクダイはいなくなるのではないかと思うくらいでした。

魚は寒さで動けなくなって仮死状態?かと思うくらい動かないものも見かけました。

そんな長引く冷水塊が無くなったおかげで年中安定して魚たち含めて幼魚が見られて嬉しいです。

ミナミハコフグの幼魚もレンテンヤッコもまだ幼魚の模様を残している大きさですが元気に春に向かって大きくなって来ています。

このまま生き物たちのサイクルが安定して回ってくれることを願っています。

大きくなってきたけど模様は幼魚のミナミハコフグ
大きくなってるけど模様は幼魚
岩の隙間にいるレンテンヤッコの幼魚
後ろに少し目が残っています

ウミウシを観察するときに一番好きで見ているところは触角です

年中色々な種類のウミウシを観察していますが、そのときに一番好きで見ている場所は触角です。

肉眼でわかる大きさはその場でシゲシゲと見ますが、あまりに小さいウミウシだと細かいパーツがよくわからないので写真を撮ったものを拡大して楽しみます^^

さまざまな形状があり、さすが種類の多い生き物群だと感心します。

アンテナのような複雑な形をしたものも好きですが、ふっくらプヨプヨしたミカドウミウシや大型のウミウシのものがいいですね。

ウミウシの種類がわからないときに図鑑の中から同定するのに体の模様も大事ですが、触角と二次鰓の柄も大事なので観察してあげてね。

何より触角はウミウシの顔ですからね^^

コイボウミウシの触角
歯間ブラシのような触角
パイナップルウミウシの触角
ギンポが穴から顔を出しているような触角

バラバラになったミカドウミウシを見かけました

今まで海の中で様々な生き物を見て来ました。

水中にいるはずのない生き物もいました。

今日は久しぶりに大きなミカドウミウシがバラバラになった状態の集まりを見かけました。

過去にキタマクラに食べられながら身体中ボロボロになったミカドウミウシも見かけました。

今回もフグにやられたのかな・・・

死してなおその色は綺麗で、まるでその塊が一つ一つで生きていけるかのように感じます。

捕食のシーンや屍を見ることで、海の世界が生態系として回っていることを、野生であることを実感します。

<気温:15℃ 水温:20℃ 透明度:30m>

水底でバラバラになっているミカドウミウシ
バラバラになったミカドウミウシ
サンゴの隙間にいるカスリフサカサゴ
大きく育っているカスリフサカサゴ
カエルアンコウにそっくりのカイメンの姿
カエルアンコウ探していると似ているカイメンに出会います