八丈島の水底はほとんどが溶岩でゴツゴツしています。
表面のデコボコだけでなく、大きな根も入り組んでいます。
周りに比べて少し凹んでいたり少し暗がりだったりする場所は、魚たちのクリーニングステーションになっていることがあります。
そんな場所には何種類もの魚たちが集まっているので、少し離れた場所からでもすぐにわかります。
あまり近づきすぎると、クリーナーも綺麗にしてもらっている方も怖がって逃げてしまうので、観察するには相手に意識されない距離を保つのがいいですね。
エラや口の中などを掃除する姿を見ていると、一心不乱にお仕事しているように思えて感心します。
そして次々にクリーニングしてもらいたい魚たちが交代するので、クリーナーのベラは休憩がなさそうです。
一見するとブラックな感じもしますが・・・これでいいのだろうかと・・・
しかし、やればやるだけ身入りがあれば張り切って休まず働く人もいることを考えると、このベラにもやりがいというものがあるのかな・・・なんてね。