砂地に穴を掘って生活している穴エビ。
僕が見かける穴エビは2種類で、一つは白と赤の爪で綺麗なんだけど、小さいので仕草が可愛いのがよく見えないんです。
もう一つの茶色の方は大きいので動きもはっきりしていて何をしているのかがよくわかるので観察するのが面白いです。
穴エビは穴の中からいつも外を見ています。
ウネリやフィンキックの水流などの天災人災で家が壊されてしまうのは日常茶飯事。
穴のヘリが崩れて家の中に砂が流れ込んでくるのをせっせと運び出してはまたヘリを綺麗に修復していきます。
この修復が早くてしかもキレイ!
きっちりとした円形を保って内壁はツルツルで、大きなハサミを使っているとは思えない繊細な作業です。
そんな見事な技を見せてもらったので何かお返しをしたくなります。
そうだ、いつも欲しがっている海藻をプレゼントしよう。
ということで、細長い海藻を巣穴の入り口の上空にチラつかせてみます。
(幅の広い海藻は家の穴に入らないので喜ばれません)
すると中から2本の大きな爪を伸ばして大事そうに海藻を掴んで巣穴の中に引きずり込みます。
細い海藻でも巣穴に引き込む際に少し内側を壊してしまい、その度に補修しています。
巣穴の中でずっと外を眺めて生活している穴エビと海藻を通してつながっていることがとても楽しく嬉しい時間です。
※今年はクラウンダイバースが30周年なので、オリジナルエコバッグ差し上げています!
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