日本には昔から縁起の良いデザインの和柄を色々なところで目にします。
着物や風呂敷、手拭いの柄に小物入れ、襖や欄間など身の回りの生活雑貨にデザインとして取り入れて使っています。
生活の中に溶け込んでいる和のデザインはとてもシンプルだけどオシャレで、更にそこに縁起の良さ加わり一石二鳥。
そんな縁起物を使っているのは魚など海の生き物も一緒でしょうか?
キリンミノの鰭がとても綺麗なので撮ってみたら、その写真の中に二つの和柄を見つけました。
波の模様を表す”青海波”と松の葉を表す”松葉”です。
考えてみたら魚のウロコの模様はそのまま”青海波”の柄とそっくりですね。
穏やかな波がずっと続きますように、ですという平穏を願う縁起の良い柄です。
お魚たちは体全体で縁起の良い模様を見せてくれていたんですね。
海の中で生活している彼らの体の表面も波の柄だなんて、どこまで海を表してるんだ。
広げたヒレの骨格の部分は、2本の細い枝が枯れ落ちた後も決して離れないという”松葉”の縁起の良さをイメージします。
これもお魚たちの胸ビレや尾鰭の先をみると二股に分かれた骨格があり松の葉そっくりです。
お魚は縁起物を二つも取り入れたデザインをしているのか!
もそんな目で他の生き物たちも観察してみたらもっと色々な縁起物の柄が見えてくるかもしれませんね。

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