ウミウシだって子供と大人では見た目が変わることがあります

お魚のベラ科やスズメダイ科などは親と子供では柄が違うことが多いです。

どちらも小さい頃の方が色がカラフルなせいもあって可愛らしく見えます。

ウミウシの中にもそんな色違いがはっきりしている種類がいます。

名前からしてゴージャスなミカドウミウシです。

成長していく過程で、何種類もの色のパターンを持ちます。

いづれの段階も綺麗で、同じウミウシとは思えません。

大人になると30cmくらいになる成長する大型のウミウシ。

体のヘリをクルクル縮めていることがあり、敵に襲われそうになると

”フラッシング”といって一気に畳んだヘリを広げて中の赤と白の柄を見せつけて相手をびっくりさせて身を守っています。

逃げるときはそのヒラヒラを動かして水中を上手に泳ぐのです。

そのヒラヒラした動きから、別名”スパニッシュダンサー”とも呼ばれています。

ではミカドウミウシは一体誰から逃げているのか・・・それはフグです。

不味そうと思わせる色で身を守っているウミウシですが、フグたちはそんな色は関係なくバクバク食べてしまいます。

ヒレがボロボロになって弱ったミカドウミウシを見たことがありますが、そばにはキタマクラが何匹もいました。

海の中は弱肉強食の野生の世界ですね!

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