イボヤギミノウミウシが食事を終えたようです

ナチュラリストとしては、食べる食べられるの関係にはとても興味があります。

八丈島の水中は沢山の腔腸動物が棲んでいます。

黄色やピンクが鮮やかなイボヤギなどのキサンゴ科をよく見かけます。

それをエサにしている生き物にイボヤギヤドリイトカケやイボヤギミノウミウシがいます。

イボヤギの中身が食べられて、白く骨格だけが残ります。

彼らはイボヤギのポリプの塊の莢に擬態しているので見つけにくいですが、彼らが食事した後の白い骨格になったキサンゴを見つけたら、その周りを探すと見つかる確率が上がるかもしれませんよ。

自分が食べている生き物に似せながら食事をする・・・色々と合理的ですね。

エサにしたキサンゴの横にいるイボヤギミノウミウシ
食べ終わったキサンゴの横にいるイボヤギミノウミウシ
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